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要件を満たしていないPCをWindows11にアップグレード(インストール)する裏技!

要件を満たしていないPCをWindows11にアップグレード(インストール)する裏技! How to

要件を満たしていないPCを、要件を回避してWindows11にアップグレード(インストール)する方法と、回避不能な要件を確認する方法を紹介します!

要件を満たしていないPCをWindows11にアップグレード(インストール)する裏技!

要件を満たしていないPCをWindows11にアップグレードする時、回避不能な要件の確認方法が分かっていれば、無駄な苦労をしないで済みます。

まずはお使いのPCが裏技で要件を回避してWindows11をインストール可能なのかどうかを確認しましょう。

24H2の必須要件は「POPCNT命令」「SSE4.2」です!

裏技を使っても、この二つがないと完全に拒否されるようです。
(私は散々試してダメだったので自分の中では実証済)

  • POPCNT命令
    • 24H2ではPopCnt命令を備えたCPUが必須だそうです。
      • →Core 2 Duo世代以前のCPUが排除されたっぽい。(私によくわからない)
  • SSE4.2

ざっくり言うと、2010以前のPCはアウトのようです。
そして、「Core 2 Duo」の中でも要件を満たしているものとそうでないものがあるとかないとか…。(詳細不明)

先ずは、この2つの最重要要件から外れていないか?を確認することで、アップグレード不可能なPCに無駄な時間と労力をかけずに済むので、時短に繋がります。

Windows11にアップグレードできるかどうかを確認する方法!

ご自身のパソコンが、Windows11にアップグレード可能なのかどうかを確認する方法を紹介します。

普通にインストールしてみてエラーメッセージを確認する

最も簡単な確認方法は、普通にWindows11のインストールメディアをダウンロードして、インストーラーを起動してみて、要件チェックのエラーメッセージに特定の項目があるかどうかを確認すれば分かります。

下の画像が普通にWindows11をインストールしようとした時に現れる、要件の拒否画面です。
ここをみたら一目瞭然です。
最初からこれを知っていれば良かった…m(_ _)m

❌PopCnt
❌SSE4.2

⭕️TPM2.0
⭕️セキュアブート

裏技で回避出来ないのが、先に紹介した上の2つです。「重要な機能」って書いてありますね…。

上の2つが出てきたら潔く諦めましょう!
下の2つやそれ以外は裏技で回避出来ます。(多分)

SSE4.2」が入っているのか?を確認する

前述の方法でも確認出来ますが、SSE4.2が入っているかどうか?を確認する方法もあります。「CPU-Z」というアプリをダウンロードしてパソコンのスペックをチェックします。

こちらの動画で確認の方法が紹介されています。

「UEFI」と「BIOS(レガシー:Legacy)」

BIOSモードには新しいタイプの「UEFI」と古いタイプの「BIOS(レガシー:Legacy)」というのがあって、Windows11は「UEFI」じゃないとダメなようです。

以下で説明する裏技の4⃣~5⃣の「USBでカスタムインストーラを作成する方法」では、パーティションのタイプを偽装(?)できるので、レガシーのみのPCでも要件を回避出来ます。

最重要要件を満たしていたならば、裏技を試してみましょう!

以下の2つの条件を満たしていたら、裏技でWindows11をインストール出来るはずです。

  • PopCnt
  • SSE4.2

最重要要件を満たしていない場合でも、ダメもとで一回やってみれば諦めがつくかも?(お勧めはしませんが…。)

参考サイト
Intel デスクトップCPU スペック・性能比較
Windows 11 24H2ではCore 2 Duo以前のCPUが排除の対象に
Core 2 DuoのPCでは本当にWindows 11 24H2が起動できなくなっていた
Core2よ永遠に…。”POPCNT”命令のないCPUでWindows11 Ver.24H2が動作できないかも
参考動画:24H2、SSE4 2、PopCnt、CPUをブロック、システム要件を引き上げ

Windows11を裏技で無理やりアップグレード(インストール)する前の注意事項

<検証環境>
PC:2010年製の元Windows7 (BIOSはレガシー)(ライセンス認証済み)
型番:NEC「LaVie LS350/C」「PC-LS350CS1NW」

こちらはかなり古いパソコン2010年製で検証しています。
世代やスペックが違うと、結果や設定方法が違うかもしれません。
実際に試す場合は、なるべく同じ世代の同じ型番の PC を見本にしている動画やサイトを探して参考にしてください。

特に4⃣~6⃣の「カスタムインストーラを作成する方法」はPCの世代やスペックでやり方が違うかもしれません。

↓インストールメディアのダウンロード時の注意事項です↓

インストールメディアを何度もダウンロードするときは注意!ダウンロード出来なくなるかも!?

今回、公式サイト「x64 デバイス用 Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする」から何度かダウンロードしました。

二つのパソコンで合計4~5回くらいダウンロードしたら、ダウンロード時に「日本語」を選択したあとで、エラーメッセージが出てダウンロードが出来なくなりました!

現時点ではリクエストを完了できません。一部のユーザー、組織、場所については、このサービスの使用が禁止されています。そのため、このサービスに接続する際に匿名化技術や位置情報隠蔽技術を活用することは、一般的に許可されていません。この問題が誤って発生したと思われる場合は、もう一度お試しください。問題が解決しない場合は、「Microsoft サポート – お問い合わせ」ページからお問い合わせのうえ、サポートを受けてください。参照: メッセージ コード 715-123130 および 888d392e-c403-4c3b-86de-813969a5411c.

エラー

おそらく、何度もダウンロードしようとしたり、マイクロソフト側から不正が疑われるような操作が行われた場合に、IPアドレスのブロックが行われているのだと思います。

一定期間経つと再びアップグレード・ダウンロードできるようです。
※私の場合は、翌日試したらダウンロード出来るようになっていました。

要件を満たさないパソコンにWindows11をインストールをしたい場合は何度もインストールし直すことになるかもしれませんが、無作為に何度もダウンロードを繰り返すとブロックされてダウンロード出来なくなるので注意しましょう。

ちょっと気になるのが、この後で紹介する裏技で使用する「Rufus(ルーファス)」からインストールメディアをダウンロードしようとして失敗した直後にエラーになったので、Rufusが悪影響を与えた可能性もあるかな?とも思いましたが、確証はありません。


👉先ずはバックアップしましょう!

OSのインストール前にはバックアップが必須です。
アップグレードやインストール前にバックアップを取っておきましょう!

クリーンインストールでもアップグレードでもインストールに失敗した場合でも、通常はそのまま以前のWindows10が起動するので過度な心配はいらないのですが、万が一に備えておけば安心です。

ちなみに私は、「システム修復ディスク」と「システムイメージの作成」を作ろうとしたときに、パーティションが原因でエラーになってしまい、ディスクにデータを書き込むことが出来なくなりました。
解決方法は簡単だったのですが、エラーの原因を調べるのが大変でした…m(_ _)m

<解決方法>
回復パーティションが50Mで容量不足になっていて、バックアップが作成できなかったので、拡張しました。

パーティション管理のフリーソフトで「回復パーティション」のサイズを200M以上に拡張すれば大丈夫だと思います。(詳しい数字はわからないのでざっくりした数字にしました。200Mでダメならもう少し大きくしてみてください。私は500Mにしました。本当は200Mにしたかったけど、細かい数字が指定出来ないソフトだったので…。)

私が解決したバックアップのエラー回避の方法はこちらで詳しく紹介しています。
→バックアップの時にエラーでディスクに書き込めない時の解決方法(作成中)

FMV Q&A – [Windows 10] システムイメージをバックアップする方法を教えてください。 – FMVサポート : 富士通パソコン

👉Windows10のインストールメディアを作っておくと安心です。

バックアップメディアを作っても、いざという時に復元出来ない場合が多い(私は実際に試したらディスクのエラーで復元出来なかった)ので、インストールメディアを作っておく方が確実です。

わざわざバックアップするほどでもない場合や、バックアップが面倒な方は、Windows10のインストールメディアを作成しておけば、万が一の時はWindows10をクリーンインストール出来るので安心です。

あと、サポートが終わると公式サイトからダウンロード出来なくなるので、Windows10のまま使い続けたい人は、Windows10のISOファイルをバックアップして保管しておきましょう。

マイクロソフト:Windows 10 のダウンロード

ちなみに、公式サイトからダウンロードする場合、Windows10のインストールメディアはISOで保存出来ないようになっていますが、裏技で直接ISOファイルをダウンロードすることが出来ます。

Windows10 ISOファイルのダウンロード手順はこちらが参考になります。

インストールメディアに関しては、光学ドライブよりもUSBの方が扱いやすいと思います。

私は今まで、DVD-DLやBDでバックアップやインストールをしていたのですが、古いDVDBDドライブは急に壊れるので、USBからインストールメディアを作った方が安心だと思いました。(※私の外付けBDドライブ、内蔵DVDドライブの両方が急に壊れた…m(_ _)m)

ちなみにWindowsの標準機能だと、ダウンロードしたISOファイルの書き込みは光学メディアのみでUSBには書き込めません。(※フリーソフトを使えば書き込めます。)

通常、インストールメディア(ISOファイル)をUSBに書き込みたい場合は、マイクロソフトのダウンロードページからダウンロードする際に「インストールメディアを作成する」を選択して、ダウンロード時に直接USBに書き込みます。

  • USBで出来ること
    • OSのインストールメディアの作成
      • ダウンロード時に「インストールメディアの作成」から直接書き込む
        (ダウンロード後のISOファイルはWindows標準機能ではUSBに書き込み出来ないがフリーソフトから書き込み出来る。)
    • バックアップ
  • 光学ドライブ(DVD、BD)で出来ること
    • OSのインストールメディアの作成
      • ダウンロードしたISOファイルを書き込んでインストールメディアを作成する。
    • バックアップ
      • 「システム修復ディスク」の作成
      • 「システムイメージ」の作成
  • ※だだし光学ディスクはエラーになる確率が高いので過信はしない方がいいです。
    バックアップが済んだら、試しに復元してみるといいかもしれません。

👉要件を満たしているPCを普通にクリーンインストールする方法はこちら

インストール時に、マイクロソフトアカウントでログインしない方法を推奨します。

マイクロソフトアカウントでログインしてインストールすると、以下のものが勝手に設定されてしまうようです。

  • BitLocker(デバイスの暗号化)が自動的に有効 ←大迷惑
  • 勝手にOneDriveで同期 ←大迷惑

参考動画: MicrosoftアカウントでWindowsにログインしてはいけない3つの理由

インストール時にマイクロソフトアカウントにログインしないで設定する方法は、Windows10まではネットにつながなければ回避できましたが、Windows11では強制になったようで、別の方法で回避するようです。

インストール方法は以下の動画で紹介されています。
こちらで紹介されているマイクロソフトアカウントを避ける方法は、昔の方法なので今は変わっているかもしれません。
(※裏技でインストールする場合は、最初からマイクロソフトアカウントではなく、ローカルアカウントでインストールするように設定されているので特別な操作はいりません。)
【Windows 11】クリーンインストール解説
Windows11を無料でインストールする方法と裏技!2023年最新版
■インストール時にBIOSからブータブルメディアを起動する方法の参考動画はこちら

<初歩的な説明あり>
【Windows 11】USBメディアから起動して完全クリーンに Windows11を再インストールする方法


Windows11の要件を回避してアップグレード(インストール)する方法!

<アップグレード(インストール)は自己責任でお願いします。>

裏技でWindows11にした場合、セキュリティが担保される保証はありませんので、自己責任でお願いいたします。
TPM2.0が対応していないと、セキュリティが担保されない可能性があるので裏技でアップグレードしたPCをお使いの際には気を付けてください。

<クリーンインストールの方が安定する可能性が高い>

要件を満たしていない場合は、PCのスペックが不足していて動きの悪い状態になります。
中身をそのまま引き継いでインストールすると動作が安定しない可能性が高いです。
PCの性能を生かしたいならば、中身を全て削除してクリーンインストールした方が安心です。どうしても失いたくないアプリやデータがなければ、クリーンインストールをお勧めします。

<USB起動はクリーンインストールのみ!>

  • PC電源オフからUSB起動によるインストールを行う場合は、クリーンインストールのみしか出来ません。
  • PC起動中にISOファイルを開いてインストールを行う場合は、PCがそのままの状態でアップグレードが出来ますが、条件によってはデータを全て削除してクリーンインストールしか出来ない事があります。

<注意>
要件を満たしていないPCで無理にインストールを試すと不具合が起きる可能性がありますのでお気を付けてください。

最重要要件の「PopCnt」「SSE4.2」が要件を満たしていない場合は、Windows11をインストールするのは不可能なので諦めるのが最適解です。

不可能なPCで実際に試した結果はこちらで紹介しています。
富士通のVista(FMVNFD70WC)をWindows11(24H2)にアップグレードする方法!

◆裏技でインストールが上手くいかない場合はインストール時に以下の方法を実行すると上手く行くかもしれません◆

  • 「ネットに接続をしないでインストール」
  • 「Windows セットアップでの更新プログラムのダウンロード方法の変更」のリンクから「更新プログラム、ドライバー、オプション機能の入手」のページに行き、「今は実行しない」を選ぶ。

<要件回避の裏技>

「要件回避の裏技」は複数あります。
そして、それらの裏技で回避できる要件にも種類があって、あれには有効だがこれには無効…などの違いや、23Hの時は有効だったけど24Hの時に無効になってしまった方法があります。

裏技の詳しい手順は「参考動画」を参考にしてください。
一つの動画のみだと説明に不足があるので、複数の動画をみると全体的に理解が出来ると思います。

  • 1⃣インストールメディアのファイルをいじる(❌現在は無効!参考動画
    • sourcesフォルダにある「appraiserres.dll」をメモ帳でクリアする。
      →この方法は24Hが出た際に無効になったようです。
  • 2⃣コマンドプロンプトを使う①(レジストリ設定)
    • Microsoftが公開しているレジストリ設定をする。参考動画
      レジストリ設定コマンド
      「reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup /v AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU /t REG_DWORD /d 1 /f」
    • ※回避できる条件は、CPU世代要件と、TPM2.0のみです。(TPM1.2をサポートしている必要がある)
      第4世代のCPUなら大丈夫っぽいです。
  • 3⃣コマンドプロンプトを使う②(サーバー偽装) ⭕️お勧め!
    アップグレード(データを引き継ぐ)、クリーンインストール(何も引き継がない)が出来ます。
    • サーバ偽装をする。 参考動画
      命令文は人によって少し違う?
      「setup /product server」「setup.exe /product server」

検証済み:私は「setup /product server」でアップグレード出来ました。

<検証環境>
NECの2010年製のPC(PC本体でライセンス認証済み)
サーバー偽装でアップグレード後もライセンス認証しました。
BIOSモードがレガシーのみでUEFIに変更不可の機種だったので、boot(ブート)関連で引っかかるかも?と思いましたが、あっさりとデータを引き継いでのアップグレードが出来ました!
ネット接続をしたままでも、大丈夫でした。

「カスタムインストーラを作成する方法」について

以下で説明する4⃣5⃣6⃣の「カスタムインストーラを作成する方法」の4⃣5⃣は、インストーラのファイルを書き換えて、要件を回避してくれるものです。

4⃣5⃣では、ISOファイルの書き込み時にパーティションのタイプを偽装(または調整?)できるので、BIOSタイプがレガシーのみのPCでも要件を回避出来ます。
(※私は3⃣のサーバー偽装のみでも全ての要件を回避出来ましたが、もしダメだった場合は4⃣、5⃣を試してみてください。)

6⃣は「サーバー偽装」を代わりにやってくれるものです。(多分)

  • 4⃣「Rufus(ルーファス)」で、カスタムインストーラを作成⭕️お勧め!
    アップグレード、クリーンインストールが出来ます。
    USBメモリが必要です。
    • USBだけでなく、光学ディスクにも書き込めます。
      USB以外のものを読み込むには操作が必要です。
      →「詳細なドライブプロパティを表示」にチェックを入れるとUSB以外のドライブも読み込まれます

❗️注意❗️

パーティションタイプの選択を間違えないでください!
MBRGPTの選択は、ご自身のPCと同じタイプを選択してください。

※Windows11のインストール後の初回起動時にパスワード入力の画面が出るかもしれません。その時は、entarキーを押すとパスワードがリセットされます。

<検証環境>(2025.6/8)
私のPCでは、アップグレードが成功しました!

ソフト:「Rufus4.7
PC:2010年製の元Windows7のPC (BIOSはレガシー)(ライセンス認証済み)
型番:NEC「LaVie LS350/C」「PC-LS350CS1NW」

<以下の項目異常なし>
・ライセンス認証
・更新プログラムダウンロード

  • 5⃣「Win To USB」で、カスタムインストーラを作成
  • 6⃣「Flyby11」で、カスタムインストーラを作成 ⭕️お勧め!分かり易い。
    • USBメモリが必要ない!
      (PC起動中のみ使用可なので、PC起動からのUSB bootのクリーンインストールは出来ない。)
    • アップグレード(全て引き継ぐ)、クリーンインストール(何もしない(全て削除))が出来ます。
    • 参考動画(2025/05/30公開)
      重要な要件を満たしているかどうかをインストール前に確認できるのでわかりやすいです。ここではじかれたら、潔く諦めましょう。
    • 「Windows updateで問題を解決する」も、こちらの動画の方法で要件を回避してダウンロードできるそうです。
      (※更新プログラムは要件を満たしていなくてもダウンロードされるが、こちらの操作は要件を満たしていないと出来ない。)
  • ❗️注意❗️「Flyby11」のバージョン2.5ウイルス検知されるようになりました。(おそらく誤検知ですが)2.4は問題ないので、インストールは2.4をお勧めします。

私のお勧めは、6⃣の「Flyby11」です。

「Flyby11」の仕組みは、サーバー偽装を代わりにやってくれるという単純なものです。

「Flyby11」のお勧めポイントは、

  • コマンドを使わない
  • USBメモリを使わない
  • 回避不可能な要件を診断してくれる

というところです。

Windows11のインストール時の操作は、こちらの動画の手順を参考にしてください。

但し、要件回避を良しとしないマイクロソフト側に悪質なものと認定(ウイルス検知)されがちなので、マイクロソフトにブロックされて今後使えなくなる可能性も考えられます。

参考動画:【Windows10終了】古いパソコンどうする?新規・更新・廃棄など全てをプロが徹底解説!

4⃣の「Rufus(ルーファス)」もお勧めです。

4⃣の「Rufus(ルーファス)」は、作りや操作が至ってシンプルで使いやすいです。
これはマイクロソフトストアでも配布されているので、「Flyby11」のようにブロックされることもなさそうですし、安心感があります。

Rufus4.6からはWindows11の24H2へのアップグレードに対応したようです。
現在(2025.6)の最新バージョンはRufus4.7です。
古いバージョンで成功しなかった場合は最新バージョンで再トライしてみるといいかもしれません。

4⃣、5⃣のカスタムインストーラ作成時の注意事項

4⃣の「Rufus」又は、5⃣の「Win To USB」を使用時の注意事項です。

<重要:パーティションタイプの選択>
Rufus等を使って、ISOファイルを書き込む時に重要なのは「パーティション構成」の選択です。
GPTMBRの選択を間違えないようにしてください。
パーティションタイプが間違えたものをインストールするとPCが起動しなくなります。

……と言いたいところですが、実際に「Rufus」でわざと間違えたものを作成してインストールしてみましたが、ちゃんとクリーンインストール時に「これは違うよ!USBを抜いて起動しなおしてね」的な感じに教えてくれました😅ルーファスさん優秀~。。
「Win To USB」の方は未検証なので気をつけてください。

我がPCはMBRだけど、わざと間違えてGPTで書き込んでみましたが…

20250612071702

USB起動するとこんな画面が出てきました。

↓日本語訳↓

20250612071804

ちゃんとお断りしてくれました…😭
良い子やないかい~!!

<パーティションタイプはブートモード(BIOS、UEFI)と連動しています。>

Windows搭載パソコンは、BIOSとUEFIという2つのブートモードで起動しています。
古いタイプが「BIOS(Legacy)」、新しいタイプが「UEFI」を使用しています。
そして、中間位に「レガシーとUEFIの両方に変更可能」な機種があります。

  • BIOSモードがレガシーならば、パーティションタイプがMBRのみで起動可能。
  • BIOSモードがUEFIならば、パーティションタイプがGPTのみで起動可能。
  • BIOSモードがレガシーとUEFIに切り替えできる機種の場合も、レガシーの時はMBR、UEFIの時はGPTでのみ起動可能です。

<Rufus等でISOファイルを書き込む時の注意点>

「パーティション構成」の選択では、
現在のパーティションタイプと同じタイプを選びます。

<パーティションタイプの確認方法>
スタートメニュー⇒ Windows管理ツール⇒ コンピューターの管理⇒ 記憶域⇒ ディスクの管理⇒ 対象のディスクを右クリック⇒ プロパティ⇒ ボリューム⇒ パーティションのスタイル⇒GPT・MBRのどちらになっているかを確認!

BIOSモードがレガシーのPCは、MBRを選択する。
・BIOSモードがUEFIのPCは、GPTを選択する。

・BIOSモードがレガシーとUEFIに切り替えできる機種もおそらく、現在のパーティションと同じタイプを選べば大丈夫だと思います。(私は未検証なのでご自身で確認してください。)

Rufusの場合は「パーティション構成」を選択すると、隣のマスの「ターゲットシステム(BIOSかUEFI)」が自動で選択されるものと思いますが、どのような選択になっているのか?を一応気にして見て置いた方がいいと思います。

↓パーティションタイプを間違えると本当はこうなります。↓

<うっかり間違って変換したら…>
Rufus使用時ではありませんが、私がうっかり(興味本位で)コマンドを使って、パーティションタイプを違うタイプに変換してしまった時は、BIOS画面にも入れず、「黒い画面の左上に白いカーソルがピコピコ点滅している」画面しか出なくなってしまいました😱

焦って調べまくりましたが、対処方法がよくわからず…。

もしやと思って、大昔に作ったUSBのWindows10のインストールメディアが手元にあったので、それをUSB起動してクリーンインストールしたら、OSを起動出来るようになりました…😅

<見本の動画のPCとのスペックの違いに注意!>

ご自身のPCと同じスペックや同じ型番のPCを見本にしてインストールしている動画やサイトを参考にする方が安全です。

そして、パーティションとBIOSの設定は間違えると起動不能になるので、しっかりとご自身でリサーチしてから、PCのデータをバックアップ、リカバリー用のツールを用意してから実践しましょう!

最悪起動出来なくなって、リカバリーも出来ない場合でも、USB起動でのWindows10のクリーンインストールならば出来ると思うので、もしもの時の最終手段としてWindows10のインストーラUSBを用意しておくと安心です。

アプリをダウンロードしたらウイルス検知にかけましょう!

4⃣~6⃣のデメリットは安全性が不明なソフトを使用することです。

ソフトをダウンロードするときは、配布しているサイトが公式のものかを確認して、二次配布している怪しいところからダウンロードしないように気をつけてください。

そしてexeファイルを実行する前に、必ずウイルス検知にかけましょう!

ウイルス検知のサイト:VirusTotal
ダウンロードしたexeファイルをこのページにドラッグ&ドロップすると、ウイルス検知をしてくれます。

不明なアプリをダウンロードしたくない方は、サーバー偽装がおススメ!

不明なアプリをインストールしたくない方は、3⃣コマンドプロンプトを使う②サーバー偽装を試してみてください。

不明なアプリをダウンロードしないので、これが一番安全な方法かもしれません。
そして、Rufusのところで説明したBIOSのタイプも気にしなくていいので簡単です。
最初にこちらを試してみてダメだったら、他の方法を試して見るのがいいと思います。

素人には触るのが怖いイメージがあるコマンドプロンプトを使いますが、動画の説明の通りにやれば過度に恐れなくても大丈夫です。
(※この場合はコマンドをスペルミスしても、実行されないだけなので大丈夫です。)

<ポイント>
コマンドプロンプトを開くときに「管理者として実行」のところから開くというのが重要です。

「Flyby11」Ver2.5がウイルス検知されたが…。※6/7

2025.6/7 急に裏技用のカスタムインストーラ「Flyby11」がウイルス検知されるようになりました。

「Flyby11」のバージョン2.5がはじかれるのは、誤検知っぽいのですがご注意ください。

<ウイルス検知されると知らない内にexeファイルが消えている!>

ウイルス検知されると、USBを接続した時にUSB内のexeファイルが勝手に消えます。
そして、PCのフォルダ内のファイルが知らない内に消えていたり、コピーや起動をすると、そのexeファイルが勝手に消えてしまうので気をつけてください。

<EXEファイルが消えるのはMicrosoft Defenderが削除したから!>

exeファイルが急に消えた原因は、Microsoft Defenderがウイルス検知をして勝手に削除したからです。
Microsoft Defenderの履歴を見ると削除されたことが確認できます。
ウイルス検知なので原則的には戻さない方がいいのですが、問題ないとわかっている場合は自己責任で復元しましょう。

<削除されたexeファイルの復元方法>

ツールバーの右側の上向きの矢印 ”隠れているインジケーターを表示します” をクリックすると出てくるMicrosoft Defenderのアイコンをクリックするか、
「設定」→「Windowsセキュリティ」→「ウイルスと脅威の防止」→「保護の履歴」にいって、履歴を見ると、削除されたファイルの場所や時間がわかります。
復元したい場合は、その履歴をクリックして管理者権限を許可して、復元を選択すると復元されます。
安全が確認されているのもののみ復元してください。

ウイルス扱いされているものを実行するのは心配なので「Flyby11」は、前のバージョンの2.4をダウンロードすることをお勧めします。

ブロックされるのは「Flyby11」のバージョン2.52.4は大丈夫なようです。
こちらで2.4もダウンロード出来ます。
ダウンロードサイト:https://github.com/builtbybel/Flyby11
バージョン2.4:Flyby11 2.4
(インストールは自己責任でお願いします。)

ウイルス検知出来るサイト:VirusTotal
exeファイルをドロップすると読み込んで診断されます。
たくさんのセキュリティが一覧で出るので分かり易いです。

更新プログラムアップデートが怪しい

6/7頃から「Flyby11 バージョン2.5」がウイルス検知されるようになりましたが…、直前の更新プログラムが怪しいと思いました。

・6/5に配布
「悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 – v5.133 (KB890830)」


Windows10または11をクリーンインストールした後で、これらの更新プログラムをアップデートした途端に、「Flyby11」がブロックされるようになったので、この更新プログラムに「Flyby11」を拒否するものが入っているのだろうと思います。
要件回避させない為の対策なのか?単純にセキュリティなのか?はわからないですが…セキュリティは大事なのでセキュリティの更新プログラムはちゃんとアップデートしましょう…。

Windows11にしたPCはBIOS画面に行きづらい?

私は、NECのパソコン(2010年製)を裏技でWindows11にアップグレードした後にBIOS画面を出そうとして、PC起動後にF2を連打しましたが、あっという間にWindows11が立ち上がってしまうのでBIOS画面に行けずに困りました。
BIOS画面に行きづらいのは、Windows11の特性なんでしょうかね…。

BIOSに入れないのは、高速スタートアップのせいかも?

BIOSに入れないのは、高速スタートアップのせいかもしれません。
私は高速スタートアップを無効にしたら、BIOSに入りやすくなりました。
高速スタートアップにしてもいいことないので設定で無効にした方がいいと思います。

<高速スタートアップを無効にする方法>
コントロールパネルの電源オプションから設定を変更します。
「電源ボタンの動作を選択する」
⇒「現在利用可能ではない設定を変更します」
⇒「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外して変更を保存。


<BIOS画面が出づらい時にBIOS画面を開く方法>
(※BIOS画面に行くときに押すキーはメーカーによって違います。私はNECなのでF2)

  • Shiftキーを押しながら再起動
  • ブルーの画面が立ち上がって「電源を切る」という項目が出るので、それをクリックして電源を切る
  • F2を押したまま電源を入れる
  • BIOS画面が出るまでF2を押したままにする

という感じにしたらBIOS画面が開きやすくなりました。

ちなみに、一般的な「電源を入れる」→「F2の連打」ではなく「F2を押したまま」の方が確実な気がします。

こちらのページがお役に立てれば幸いです。


<また更新プログラムでトラブル…⚡️>
2025年6月配信の Windows Update で起動不能になる不具合はSecureBoot DBXが原因。BIOSの書き換えが必須に

この不具合の原因は、今回のWindowsアップデートでSecure Boot DBXと呼ばれる脆弱性が含まれるブートローダーを記録し無効化するデータベースが更新されているのですが、その容量が8KBから24KBに急拡大しているとのことです。これによりBIOSに存在するDBXを記録するメモリー容量や処理能力の限界を超えてしまい、結果的にBIOS画面でフリーズしてしまうことを明らかにしています。また、富士通製PCと同様に、BIOS画面でフリーズが報告されている一部GIGABYTE製やマウスコンピューター製PCも上述の通りSecure Boot DBXを記録する容量や処理能力不足が原因になっている可能性が高いようです。

この不具合を修正する方法は現状、各メーカーが展開するEFI shellを通じたBIOS更新を実施する以外には方法が無いようです。

(一番怖いのは、ウイルスよりも公式の更新プログラムという皮肉…m(_ _)m爆弾投下し過ぎじゃないですか?!)

<自分用メモ>
Windows11にしたらこの設定で使いやすくしよう!
Windows 11 (最新23H2)を最高の快適さにする 18の設定【超必見】
今すぐ駆逐を!CPUやメモリを占拠する害虫プログラム!タスクバーの情報をもとにアプリや設定を見直し!無駄なプロセスを減らし重たいパソコンを快適なPCに!

2025年にWindows10が終わる理由【ずんだもん&ゆっくり解説】

そろそろ気になるWindows10→11へのアップグレード!~データは?古くてもイケる?もとに戻れる?色々やってみた~

WindowsをUSBにインストールする。 Windows to goのインストールの仕方です。 最近のUSBドライブはかなりアクセススピードが速くWindowsをインストールすることも可能です。
【インストール不要】Windows 11をUSBメモリーから起動して使う!超簡単な作成方法を徹底解説

WindowsからBIOS/UEFIの設定画面へ行く方法
BIOSの設定画面へ入れない場合にやってみて! 確実にWindowsからBIOS/U…  
BIOSで起動モードとSATAの動作モードを変更

BIOS
Windows 11にアップグレードできない、最小要件のUEFIやMBR/GPTの内容とアップグレードできないときの解決法を解説します 2021

BIOSとUEFIの説明
Windows 11にアップグレードできない、最小要件のUEFIやMBR/GPTの内容とアップグレードできないときの解決法を解説します

コマンドでパーティション変更
【Windows11がインストール出来ない】GPTパーティションへの変更を無料で行いたい人必見!Windowsの機能を使ってパーティション変更を行ってみた。

コマンド
【裏技?!】古いPCでもWindows11にアップグレードできる?

クローン
【2025年版】設定もアプリもファイルも全部復元できる「クローン作成」のススメ

【SSD交換】ダウンロードから使用方法までかんたんに解説!遅いPC速くなる!
(無料クローンソフト「マクリウムリフレクトX(テン)」30日間トライアル)

何度も失敗した Windows11 24H2 成功パターン見つけた できるインストール #24h2

マイクロソフトアカウント
【プライバシーを守れ】なぜMicrosoftアカウントは嫌われるのか?ローカルアカウントとの違いを徹底解説【利便性と引き換え】

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