フィギュアスケート観戦やアイスショー鑑賞のルールは、慣れている方なら大抵知っていることとは思いますが、初めての方もいらっしゃるかもしれません。
このページでは、フィギュアスケートのアイスショーにおいて、席を移動するときの最低限のルールや、トイレの行列の混雑回避方法を説明したいと思います。
フィギュアスケート観賞を楽しめるますように、お役に立てれば幸いです。
フィギュアスケート鑑賞 / トイレ移動時のルール
こちらのページはアイスショー編です。試合編はこちらから↓
『トイレ行列回避の方法・マナー【フィギュアスケート/試合編】』は、こちらで解説していますので、よかったらご参考にしてください。
→フィギュアスケート観戦/トイレ行列回避の方法 ・マナー/【試合編】/初心者の方に参考までに説明します。
フィギュアスケート鑑賞時のマナーはこちらで紹介しています。
→フィギュアスケート /【試合・アイスショー】鑑賞時のマナー
トイレに行かないというのが一番の混雑回避だけど…
フィギュアスケートのアイスショーは、公演時間が2~3時間程度です。
大抵の場合公演は第1部、第2部と分かれており、その間に20~25分程度の休憩が入ります。
(休憩時間はイベント毎に違います。休憩に入る時に「休憩時間は何分です」と、場内アナウンスがあります。トイレに素早く移動したい方は前もって係員に休憩時間が何分なのか?を聞いておいた方がいいと思います。)
休憩時に、トイレに行くと会場内のトイレは必ず行列が出来ます。
普通に並んでいたら、第2部の開演時間に間に合わないかもしれません。
なので、公演が終了するまでは「トイレに行かない」という選択肢があります。
実際に公演終了まではトイレに行かないという方々もいらっしゃいます。
…が、年を取るとなかなかトイレを我慢するのが難しいお年頃…😅
なんとかトイレに行きつつ、行列を回避する方法はないのか?解説していきたいと思います。
ちなみに男性の方は、トイレ問題は皆無です。
フィギュアスケートは圧倒的に女性が多いので男子トイレはガラガラです。
なので男性は何も考えなくても大丈夫です。
ただ男子トイレは個数が減らされている(男子トイレのいくつかは女性トイレに変わっている)と思うので、男子トイレがある場所は確認しておいた方がいいでしょう。
まず最初に、トイレ移動時のマナーを紹介します。
アイスショーの公演中は「休憩以外は移動しない」のがマナー
本来は休憩時間にトイレに行くのがベストですが、混雑を避けるためにあえて休憩時間ではなく開演中にトイレに行くのを見かけることがありますが、マナー的にはよくないと思っています。
しかしそれぞれ時間をずらすことで、混雑緩和につなげるという考えもありだとも思います。
あまりおススメはしませんが、個人の事情でやむを得ず、開演中にトイレに行くこともあるかもしれません。
その際には、演技中には移動しないということだけは覚えておきましょう。
トイレの行列に並んだ結果、開演時間に間に合わずに開演後に座席に戻ってくる方もいらっしゃると思います。
その場合も、演技中は座席に戻らないようにしてください。
係員の方がタイミングを指示してくださる場合は指示に従いましょう。
開演後は客席内の照明が暗くなっていますので、自分の座席を見つけるのが難しいかもしれません。
その場合は係の方にお願いして案内してもらうと良いと思います。
自分の席が運良く一番端の通路側の場合はすごく気が楽です。
他のお客さんの視界の邪魔にならないようにしゃがんで出て行けば、好きなタイミングで出て行けます。
しかし、その場合も【演技の合間に移動する】ようにした方がいいと思います。
やはり、演技中に通路を歩くだけでもお客さんの気を散らすことになりますので、移動の際にはなるべく邪魔にならないように気をつけましょう。
扉を開けるタイミングに気をつける
アイスショーは開演中は会場内が真っ暗です。
扉を開けると客席やリンクに外の光が入ってきてしまうかもしれませんので、扉を開ける時には気を付けましょう。係員の指示があった場合は従ってください。
二重扉になっていたりして、扉を開けても光が入らないようになっていれば問題ないのですが、扉から光が入りやすい造りの場合は気をつけましょう。
トイレ移動時にやってはいけないこと! 「❌演技中に出入りする」
一番やってはいけないことは、スケーターの演技中に移動する、退席する、着席することです。
常識のある人なら誰にでも想像がつくことだとは思いますが、これが分からない人がいるんですよ😅
移動の際には他のお客さんの目の前を横ぎったり、狭い座席の間を無理やりすり抜けなければいけません。演技を見ている他のお客さんに対して最も迷惑なことです。演技中のスケーターに対しても失礼ですよね。
移動してもいいタイミングは演技と演技の合間です。
演技が終わった後、できれば演技後の挨拶が終わった後がいいと思います。
推しのスケーターが挨拶しているところは、ファンの方なら邪魔されずに見たいと思うので邪魔しない方が賢明だと思います。
試合であれば、キスクラの採点待ちの時は、結構間が空くので出入りしやすいと思います。
しかしアイスショーでは、演技と演技の間隔が短いので、演技が終わった直後に急いで出入りする感じになりますので、挨拶中に移動するのも致し方ないという感じになっています。
ちなみにアイスショーの場合は、演技の合間でも迷惑だと感じる人がいると思います。
挨拶が終わる前に移動することになるかもしれませんし、挨拶が終わった後に動いたとしても、次のスケーターがすぐに出てきてしまいますので、邪魔になるタイミングになってしまうこともあるかと思います。
試合とは違って、アイスショーでは途中退席する人は少ないですし、雰囲気的にもちょっと出にくいです。
基本的には休憩中以外は移動しない方がいいけど、やむを得ない時は演技と演技の合間に移動するという認識でいた方が無難かなと思います。
不慣れな方が多く来るようなショーや試合だと、堂々と演技中に出入りしたり、おしゃべりする人が多い時もあります。
開演中は、なるべく周りの迷惑にならないように心がけたいですね。
トイレ行列回避の方法 / 【 アイスショー編】
会場に入る前にトイレに入っておく
開演前も会場内のトイレは並びますのでお気をつけてください。
駅のトイレは混んでいることが多いので、列に並ぶのが嫌な方は会場に来る途中に、ショッピングモールやコンビニのトイレに入っておくといいと思います。
そのまま終演時間までトイレに行かないで済めばいいのですが…。
会場の外のトイレに行く
フィギュアスケートの会場は再入場が可能です
フィギュアスケートの試合やアイスショーは、大抵の場合再入場が可能です。
※再入場不可の場合もありますので、必ず入場時に確認してください。
再入場が可能な場合は、休憩時間に会場の外のトイレに行くという手もあります。
(※再入場にはチケットが必要です。チケットを持って行くのを忘れないで下さいね!)
世界選手権やジャパンオープンが開催される、「さいたまスーパーアリーナ」は、近隣にトイレがいくつかありますのでこの方法が使えます。
早めにつけば、行列ができる前にトイレに行くことができます。
遅く着いたら並んでいる可能性もありますのでなるべく早く着けるようにします。
だだし距離があるので、休憩時間内に戻るには小走りになる必要があるかもしれません。
足の悪い方は無理しないほうがいいと思います。
■会場に着いたら、会場周辺の一番近くのトイレを探します。
私は、会場に着いたらまず会場周辺の一番近くのトイレを探します。
片道3~5分程度で行けそうなトイレがあったらそこに行きます。
休憩時間はだいたい20分~25分なので、
会場の座席を立ってから会場を出て、トイレに着くのが5~8分
用を足すのに5分程度
帰るのに5~8分程度
合計ギリギリ20分以内で往復できる場所ならば大丈夫だと思います。
(※トイレが混んでいた場合は休憩時間内に戻れない可能性があります。)
こちらでは、さいたまスーパーアリーナの穴場のトイレを紹介しています
→さいたまスーパーアリーナ【穴場のトイレ】/フィギュアスケート
自分の座席から一番近いトイレの場所と個室の数をチェックしておく
■素早く並ぶために一番近いトイレの場所をチェックする
自分の席が運よく通路側で、近くにトイレがあった場合、迅速に動ければ行列が少ないうちに並ぶことができるかもしれないので、近くのトイレの場所をチェックしておきましょう。
■トイレの個室の数をチェックする
個室の多いトイレに並ぶと、行列が長くても意外と早く進みます。
個室が7個のトイレと20個のトイレではだいぶ進みが違いますよね。
会場によっては、トイレの個室の数に大きく差があることがあります。
特にさいたまスーパーアリーナは、個室の数が場所によって大きく差がありますので、会場に着いたら、あらかじめ個室の多いトイレの場所をチェックしておくといいと思います。
■奥や目立たない場所にあるトイレをチェックする
奥の方や目立たない場所にあるトイレは気づかれにくいので、空いている可能性があります。
そのトイレが近くにあったならば、狙いを定めて直行すると行列の少ないうちに並べるかもしれませんので、フロアマップで穴場のトイレが近くにないかをチェックしておきましょう。
入口近くや目立つ場所にあるトイレに人が集まりやすいので、奥に行くほど、上や下に行くほど空いている傾向があります。
開演前ならば行列を避けられる可能性があります。
休憩時は一気にトイレめがけて人が集まるので、どこのトイレも行列ができるので、行列は避けられません。
如何に素早く並べるか?個室の数が多いところに並ぶか?が行列回避の鍵になります。
『移動時間≒待ち時間』と考えると、条件のいいトイレを目指して遠くに行くよりも、近くのトイレに素早く並んでしまった方が効率がいい場合があります。
■前もってフロアマップをチェックしておく
ネットでフロアマップを入手して、トイレの場所を前もって予習しておくのもいいと思います。
会場に着いたら、近くにあるトイレの中でどのトイレの個室の数が多いのか?を把握しておくといいと思います。同じ距離であれば個室の数が多い方に並びます。
あとは如何に早く並べるか?です。
※男女トイレが入れ替わってフロアマップの記載と違う場合があるので注意。
※男子トイレを臨時で女子トイレに変更している場所は、個室が少なく回転が遅いので注意。
※フロアマップに載っているトイレが全て使えるとは限りません。イベントによっては特定のエリアが塞がれている場合もあります。
■第2部の開始には間に合わない前提で諦める!
休憩時間にトイレに並んで開始時間に、間に合うのか?間に合わないのか?は、その場にならないと分かりません。
第2部の開始時間に合わない方も一定数いらっしゃいます。
トイレを諦めて時間内に座席に戻る方もいますが、そのまま開始時間を気にせずに並んでしまうのもいいと思います。
大体のアイスショーだと第2部の最初の出し物は、メインのゲスト(主役級のスケーター)が出てこない場合が多いので、そこは見逃してもいいと諦めてゆったりと戻ってくるという手もあります。(自分の推しが出てこないという保証はありませんが…。)
イベントごとに演目のパターンが決まっていたり、2日目以降の公演で演目がネタバレしている場合は、第2部の最初の方の演目は何か?を調べておくと、この時間は見逃しても大丈夫!という心の余裕を持って並べます。
※開演後に座席に戻る際、他の観客の迷惑にならないように気をつけてください。
■どのみち行列は避けられない!
休憩時間に会場内のトイレに行く場合は、よっぽど運がいい(座席が一番端+出入口が近い+トイレが扉に近い)場所でもない限り、行列を避けられないとは思いますが…予め対策をしていれば、漠然と並ぶよりは行列の少ないうちに並べる確率が上がると思います。
まとめ
フィギュアスケートのアイスショーにおいて、席を移動するときの最低限のルールや、トイレの行列の混雑回避方法を説明させていただきました。
どのタイミングでトイレに行くにしても、【演技中に移動をしない】と言う最低限のルールを守るということ、係員の指示に従うということだけは忘れないようにしましょう。
ルールを守って、フィギュアスケート鑑賞を楽しみましょう!
こちらのページはアイスショー編です。試合編はこちらから↓
『トイレ行列回避の方法・マナー【フィギュアスケート/試合編】』は、こちらで解説していますので、よかったらご参考にしてください。
→フィギュアスケート観戦/トイレ行列回避の方法 ・マナー/【試合編】/初心者の方に参考までに説明します。
フィギュアスケート鑑賞時のマナーはこちらで紹介しています。
→フィギュアスケート /【試合・アイスショー】鑑賞時のマナー
会場の近くのホテルを探す→ 楽天トラベル: 宿・ホテル予約