フィギュアスケート観戦が初めての方のために、トイレ移動時の最低限のルールや、トイレの行列の混雑回避方法を説明したいと思います。
こちらのページは試合編です。アイスショー編はこちらから↓
『トイレ行列回避の方法・マナー【フィギュアスケート/アイスショー編】』
→フィギュアスケート / トイレ行列回避の方法 / マナー【アイスショー編】初心者の方に参考までに説明します。
フィギュアスケート鑑賞時のマナーはこちらで紹介しています。
→フィギュアスケート /【試合・アイスショー】鑑賞時のマナー
フィギュアスケート観戦 / トイレ移動時のルール
まず最初に、フィギュアスケートの試合観戦中のトイレの暗黙のルール(マナー)を一つ紹介します。
トイレ移動時にやってはいけないこと「❌演技中に出入りする」
一番やってはいけないことは、選手の演技中にに退席する、着席することです。
常識のある人ならば、想像がつくことだとは思いますが、これが分からない人がいるんですよ😅
トイレに行くには他のお客さんの目の前をよぎったり、狭い座席の間を無理やりすり抜けなければいけません。
演技を見ている他のお客さんに対して最も迷惑なことです。選手に対しても失礼ですよね。
移動してもいいタイミングは演技と演技の合間です。
どうしても出入りしなければいけない時は、演技が終わった後、できれば選手の演技後の挨拶が終わった後がいいと思います。
推しの選手が挨拶しているところは、ファンの方なら邪魔されずに見たいと思うので邪魔しない方が賢明だと思います。
試合であれば、キスクラの採点待ちの時は結構間が空くので出入りしやすいと思います。
アイスショーなどでは、演技と演技の間隔が短いので、挨拶している間に急いで出入りする感じになりますが、マナー的にはあまりおすすめしませんし、「公演中(休憩中以外)は移動しない」と思っていた方が無難だと思います。
しかし禁止されているわけではないですし、やむを得ないこともあると思います。
その際にも「演技中には出入りしない」ということは最低限のマナーとして覚えておきましょう。
しかし不慣れな方が多く来るようなショーや試合だと、思いっきり演技中に出入りしたり、おしゃべりしたりする人が多い時もあります。
観戦中や移動の際にはなるべく周りの迷惑にならないように心がけたいですね。
トイレ行列回避の方法 / フィギュアスケート【試合編】
本来は製氷時間(休憩時)に行くのがベストですが、休憩時間に行列に並んでいると、休憩終了までには戻れないことが多いので、休憩時間以外(試合中)にトイレに行くという方法をとる人がいます。
ここからはトイレの行列の混雑回避方法・試合中にベストなタイミングでトイレに行く方法を紹介します。
ちなみに男性の方は、トイレ問題は皆無です。
フィギュアスケートは圧倒的に女性が多いので男子トイレはガラガラです。
ただ男子トイレは個数が減らされている(男子トイレのいくつかは女性トイレに変わっている)ので、男子トイレがある場所を確認しておいた方がいいと思います。
1.会場の外のトイレに行く
フィギュアスケートの会場は再入場が可能です
フィギュアスケートの試合やアイスショーは、大抵の場合再入場が可能です。
※再入場不可の場合もありますので、必ず入場時に確認してください。
再入場が可能な場合は、休憩時間に会場の外のトイレに行くという手もあります。
(※再入場にはチケットが必要です。チケットを持って行くのを忘れないで下さいね!)
世界選手権やジャパンオープンが開催される、「さいたまスーパーアリーナ」は、近隣にトイレがいくつかありますのでこの方法が使えます。
早めにつけば、行列ができる前にトイレに行くことができます。
遅く着いたら並んでいる可能性もありますのでなるべく早く着けるようにします。
だだし距離があるので、休憩時間内に戻るには小走りになる必要があるかもしれません。
足の悪い方は無理しないほうがいいと思います。
■会場に着いたら、会場周辺の一番近くのトイレを探します。
私は、会場に着いたらまず会場周辺の一番近くのトイレを探します。
片道3~5分程度で行けそうなトイレがあったらそこに行きます。
休憩時間はだいたい20分~25分なので、
会場の座席を立ってから会場を出て、トイレに着くのが5~8分
用を足すのに5分程度
帰るのに5~8分程度
合計ギリギリ20分以内で往復できる場所ならば大丈夫だと思います。
(※トイレが混んでいた場合は休憩時間内に戻れない可能性があります。)
こちらでは、さいたまスーパーアリーナの穴場のトイレを紹介しています
→さいたまスーパーアリーナ【穴場のトイレ】/フィギュアスケート
2.休憩時間に会場内のトイレに行く / トイレの場所や個室の数をチェックしておく
■素早く並ぶために一番近いトイレの場所をチェックする
自分の席が運よく通路側で、近くにトイレがあった場合、迅速に動ければ行列が少ないうちに並ぶことができるかもしれないので、近くのトイレの場所をチェックしておきましょう。
■トイレの個室の数をチェックする
個室の多いトイレに並ぶと、行列が長くても意外と早く進みます。
個室が7個のトイレと20個のトイレではだいぶ進みが違いますよね。
会場によっては、トイレの個室の数に大きく差があることがあります。
特にさいたまスーパーアリーナは、個室の数が場所によって大きく差がありますので、会場に着いたら、あらかじめ個室の多いトイレの場所をチェックしておくといいと思います。
■奥や目立たない場所にあるトイレをチェックする
奥の方や目立たない場所にあるトイレは気づかれにくいので、空いている可能性があります。
そのトイレが近くにあったならば、狙いを定めて直行すると行列の少ないうちに並べるかもしれませんので、フロアマップで穴場のトイレが近くにないかをチェックしておきましょう。
入口近くや目立つ場所にあるトイレに人が集まりやすいので、奥に行くほど、上や下に行くほど空いている傾向があります。
開演前ならば行列を避けられる可能性があります。
休憩時は一気にトイレめがけて人が集まるので、どこのトイレも行列ができるので、行列は避けられません。
如何に素早く並べるか?個室の数が多いところに並ぶか?が行列回避の鍵になります。
『移動時間≒待ち時間』と考えると、条件のいいトイレを目指して遠くに行くよりも、近くのトイレに素早く並んでしまった方が効率がいい場合があります。
■前もってフロアマップをチェックしておく
ネットでフロアマップを入手して、トイレの場所を前もって予習しておくのもいいと思います。
会場に着いたら、近くにあるトイレの中でどのトイレの個室の数が多いのか?を把握しておくといいと思います。同じ距離であれば個室の数が多い方に並びます。
あとは如何に早く並べるか?です。
※男女トイレが入れ替わってフロアマップの記載と違う場合があるので注意。
※男子トイレを臨時で女子トイレに変更している場所は、個室が少なく回転が遅いので注意。
※フロアマップに載っているトイレが全て使えるとは限りません。イベントによっては特定のエリアが塞がれている場合もあります。
■第2部の開始には間に合わない前提で諦める!
休憩時間にトイレに並んで開始時間に、間に合うのか?間に合わないのか?は、その場にならないと分かりません。
第2部の開始時間に合わない方も一定数いらっしゃいます。
トイレを諦めて時間内に座席に戻る方もいますが、そのまま開始時間を気にせずに並んでしまうのもいいと思います。
大体のアイスショーだと第2部の最初の出し物は、メインのゲスト(主役級のスケーター)が出てこない場合が多いので、そこは見逃してもいいと諦めてゆったりと戻ってくるという手もあります。(自分の推しが出てこないという保証はありませんが…。)
イベントごとに演目のパターンが決まっていたり、2日目以降の公演で演目がネタバレしている場合は、第2部の最初の方の演目は何か?を調べておくと、この時間は見逃しても大丈夫!という心の余裕を持って並べます。
※開演後に座席に戻る際、他の観客の迷惑にならないように気をつけてください。
■どのみち行列は避けられない!
休憩時間に会場内のトイレに行く場合は、よっぽど運がいい(座席が一番端+出入口が近い+トイレが扉に近い)場所でもない限り、行列を避けられないとは思いますが…予め対策をしていれば、漠然と並ぶよりは行列の少ないうちに並べる確率が上がると思います。
3.試合中にトイレに行く / どのタイミングで行くのか計画を立てる
休憩(製氷)時間にトイレの行列に並びたくない方は、休憩時間ではなく試合中に行くという方法もあります。
トイレに行くベストなタイミングを知るにはまず、その試合のタイムスケジュールを手に入れます。
会場では、選手の滑走順のタイムスケジュールが配布されていますが、すでに無くなっていることが多いです。
タイムスケジュールは会場の壁に貼られていたりするので、それを写真に撮ってチェックします。
タイムスケジュールはネットでも入手できます。
ネットで検索すれば、ファンの方がX(旧:Twitter)に載せてくれていたりします。
主催者の公式ホームページ(ISU)などで、タイムスケジュールを見つけることもできます。
私はいつもX(旧:Twitter)から拾ってきます。
X(旧:Twitter)でタイムスケジュール(滑走順)を探すには、試合の前日ぐらい~当日に「試合名 滑走順」で検索すれば出てくると思います。
タイムスケジュールには、選手の滑走順、滑走時間、休憩(製氷)時間が細かく書かれていますのでそれを参考にしてトイレに行くタイミングを計画します。
選手の滑走順のタイムスケジュールは、このようなものです。
製氷時間から、選手の滑走順、滑走時間まで細かく書かれています。
この表を見て、前もって「どの辺をトイレタイムに狙うのか?」という計画を立てておきます。
世界選手権男子SPの滑走順が出ています。
— Vladimir LITVINTSEV fan JP (@vladimir0218fan) March 22, 2023
リトヴィンツェフ選手は第3G1番滑走17:35頃の登場予定。ぜひ一緒に応援してください😊
オンリザhttps://t.co/3E9UJgEg8q pic.twitter.com/4XSxca7Gtr
①休憩後の6分間練習と前半の選手を見逃してもいいと言うタイミング
休憩後の6分間練習や、そのグループの前半の選手を見逃してもいいというタイミングならば、戻り時間を気にせずに行列に並べます。
ただし、これだと行列に並ばないといけません。
並べば行列の進み次第で休憩中に帰ってこれる可能性はありますが、並ぶのが嫌な場合は、そもそも休憩時間に並ばないという選択肢もあります。
休憩中はしっかり休憩して、休憩後の行列がはけたタイミングでトイレに行き、そのグループの選手を何人か見逃す、あるいはそのグループをまるまる見逃す前提でトイレに行くという手もあります。
②休憩(製氷)時間の2~3個前の選手の演技後
休憩(製氷)時間の2~3個前の選手の演技後に出ていくことでも、並ばないでトイレに行くことができます。
そうすれば、行列に並ぶことなく休憩時間の前にトイレを済ませて、休憩時間はゆっくりと過ごせます。
(※場合によっては早めに行っても行列ができている場合もあるかもしれませんのでご了承ください。)
③見逃してもいい選手が2~3人続いているタイミングを狙ってトイレに行く
休憩時間は関係なく、見逃してもいい選手が2~3人続いている間にトイレに行って戻ってくる、という方法もあります。
試合中に何度も座席に出入りするのは、他の観客の迷惑になりそうで気が引けるので、私は出入りのどちらかは休憩時間になるようにしています。
座席が一番端っこだったりして出やすい時は気にせずに出入り出来るので、端っこの席だと安心します😅
トイレ行列回避の方法【試合編】まとめ
トイレの行列の回避方法を簡単にまとめると、
- 再入場が可能であれば、会場の外のトイレに行く
- トイレの場所と個室の数を前もってチェックしておいて、個室の数が多いところに素早く並ぶ
- 見逃していい選手が続くタイミングを見計らってトイレに行く
という感じです。
まるまる見逃してもいいグループあれば、その時にゆっくりトイレに行くという手があるんですけど、大体が、全部のグループに見たい選手が散らばっているんですよね…。
いつもタイミングを計画するのに悩みます😅
どのタイミングで製氷時間が入るかによっても、トイレに行くベストなタイミングが変わるので、観客たちは想像力を働かせてそれぞれに計画を練っているのではないかと思います。
ベストなタイミングは人それぞれで、休憩時間に行くという人もいますし、そもそもトイレに並ぶのが嫌なので、最初から試合中を狙っていくという人もいます。
私は、試合中に出入りするのが嫌なので、会場の外に穴場のトイレがある場合は、休憩中に外のトイレに行きます。
どのタイミングでトイレに行くにしても、【演技中に移動をしない】と言う最低限のルールを守ることだけは覚えておいてください。
みんなでルールを守って、フィギュアスケート観戦を楽しみましょう!
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