代々木第一体育館(国立代々木競技場)のトイレマップとトイレの個室の数を紹介します。
この会場はトイレの場所が分かりにくいのが難点です。
公式サイトには見やすいトイレマップがなかったので、トイレの場所が一目で分かるトイレマップを作成しました。
そして、会場内の男女それぞれのトイレの個室の数や小便器の数、穴場のトイレ、外のトイレも紹介します。
国立代々木競技場(第一体育館)のトイレは地下にあります!
この会場は、スタンド席のある1階・2階にはトイレがなく、地下にトイレが配置されています。
B1と B2にトイレが配置されているのですが、会場の構造がドアで区切らない開放感のある作りのせいか階層がハッキリせず、そこが何階なのかが分かりにくいのでフロアマップが把握しずらいです。
しかし、スタンド席はB1のトイレに、アリーナ席はB2のトイレに誘導される動線になっていて、フロアマップを把握していなくてもトイレにたどりつけるので問題ないと言えます。
しかし、やはり階層や動線が分かりにくいので、前もってトイレの場所を把握しておくと当日動きやすくなり、トイレの混雑回避につながりますので、こちらのトイレマップをお役立てください。
<代々木競技場 第一体育館のトイレの特徴>
改装工事(2019年11月から営業再開)の際に、トイレが改装・増設さています。
ほとんどのトイレには、多目的トイレの機能を補完するためにベビーベッド、ベビーチェア、フィッティングボードを各1箇所のトイレブース内に設置してあり、パウダースペースが設置してある女子トイレが4箇所あります。
男子トイレはロールスクリーンで小便器を隠せるようになっていて、女性の多いイベントでは、女子トイレとして代替出来るようになっています。
<代々木競技場 第一体育館の会場の特徴>
- メインの入場口は原宿側(1階)
- ステージは渋谷側(原宿口から入って正面)が多い
- アリーナ席の入場口は北側(B2)
国立代々木競技場(第一体育館)のトイレマップ
公式サイトのフロアマップと自作のトイレマップを併せて紹介します。
1階スタンド席のトイレマップ(フロアマップ)

スタンド席には、多目的トイレが一階コンコースに4箇所あります。(画像の右上二箇所と左下の二箇所のマーク)
多目的トイレ内には、車椅子利用、オストメイト、ベビーベッド、ベビーチェア、フィッティングボードがあります。
<1階のトイレの合計数>
多目的:4個室
2階スタンド席のトイレマップ(フロアマップ)

2階スタンド席にはトイレがありません。
地下1階(B1)のトイレマップ(フロアマップ)

B1のトイレは北側が個室の数が多いです。
(※男子トイレを女子トイレに代替している場合は個室の数が少ないので注意。)
<スタンド席から行きやすいのはB1トイレ>
一階・二階スタンド席共に動線がつながっているのがB1のトイレです。
B1は一階の観客席と同じ高さ(客席内から見えない座席の裏側)にあり、アリーナフロア(B2)と一階フロアの間にあります。
エントランス(渋谷口・原宿口)があるのは一階です。
一階にある階段は、2FとB1につながっていて、必然的に一階席と二階席からはB1のトイレにたどり着きます。
<B1は南北が分断されている>
B1のフロアは南北が分断されていて、同じ階から反対側に移動出来ない造りになっているのが、動線を把握しづらい、迷いやすいことにつながっていると思います。
分断されているのを知らないと、前回入ったトイレになかなかたどり着けない?!どこだっけ?という感じになるかもしれません。
(※平面図を見て、そのようになっていると予想しました。違っていたらすみません。)
南北が分断されているのでB1からの移動は上下のみです。一階に上がるか、地下二階(アリーナフロア)に降りないと南北を移動できません。
<B1⇔B2の上下の動線が分かりにくい?>
B1⇔1F・2Fの動線は分かりやすいのですが、B1⇔B2の動線が分かりにくいです。
平面図(PDFの19P)を見ると、B1北側のトイレからはB2へ直通するルートが見当たらないように見えます。(※詳細不明)
B1南側のトイレからはB2への階段が、壁際に一つと中庭経由で二つありますが、中庭経由は気付きにくいかもしれません。
その分、B2へ向かう人が少ない可能性がありますが、B2の南側のトイレは個室が少ない上に、関係者用で塞がれている可能性があるので注意してください。
B1南側(女子:10・14個室)のトイレは北側(女子:21・22個室)に比べて個室が少ないので、混んでいたらB2(アリーナ)に下りてB2の南側や東側のトイレに向かってみるのもいいかもしれません。
最初から一階席から反対側のB1のトイレに向かうのであれば、一階フロアで反対側に移動してから下りるのが最短ルートです。
ただ、アリーナ経由で行けば途中でアリーナ(B2)の大型トイレに通りかかるので、そこでそのままアリーナのトイレに入る方が無難な気がします。
地下1階(B1)のトイレの個室の数
(個)=ベビーシート、ベビーチェア、フィッティングボード付きの個室あり
北西
男子:8個室(個)・7小便器
女子:21個室(個)(パウダースペース)
北東
男子:6個室(個)・7小便器
女子:22個室(個)(パウダースペース)
南西
男子:4個室(個)・4小便器
女子:10個室(個)
南東
男子:5個室(個)・7小便器
女子:14個室(個)
<地下1階(B1)のトイレの合計数>
男子トイレ合計数=23個室 25小便器
女子トイレ合計数=67個室
地下2階(B2)のトイレマップ(フロアマップ)

・南の階段の位置は正確に把握出来ていないので間違っているかもしれません。
<公式サイトのフロアマップにはB2の案内がない?!>
公式サイトのフロアマップでは、1階、2階、地下一階(B1)までの案内しかないので、フロアマップをチェックしただけでは、B2のトイレに気づけません。
しかし、アリーナ席からの動線は同じフロアのB2のトイレにつながっているので問題ないと言えます。
<アリーナフロアはB2にあります。>
アリーナフロアは一見、B1のように見えるのですが、B1はその上の一階席の裏側に隠れたフロア内にあるので、アリーナフロアと同じ階にあるのがB2です。
B1と違って、アリーナフロア(B2)は南北がつながっているので動線が分かりやすいです。
地下2階(B2)のトイレの個室の数
(個)=ベビーシート、ベビーチェア、フィッティングボード付きの個室あり
北西 多目的1
男子:3個室(個)・6小便器
女子:5個室(個)
北東 多目的1
男子:7個室(個)・11小便器
女子:27個室(個)(パウダースペース)
東南(※新設)多目的1
男子:2個室(個)・4小便器
女子:20個室(個×2)(パウダースペース)
南 多目的2
男子:2個室・4小便器
女子:4個室
<地下2階(B2)のトイレの合計数>
男子トイレ合計数=14個室 25小便器
女子トイレ合計数=56個室
多目的5
- B2のトイレは東側の二箇所が個室の数が多い。
- 北東のトイレ(男子:7 女子:27)は入口が一つですが、中で男女の入口が二手に分かれています。
- 女性用に代替して両方女子トイレになっている場合は、左側が男子トイレなので個室の多い右側の女子トイレに並びましょう!
- 東南のトイレ(男子:2 女子:20)は改装時(2019.11)に新設されました。
<端っこにあるトイレは穴場の可能性がある>
西側のトイレは個室数が少ないのですが、一番端っこにあるので気づかれずに空いていることもあるので、穴場かもしれません。
南側のトイレも個室の数が少ないですが、存在に気づいている人が少なければ穴場かもしれません(※想像です)が、西側、南側共に位置的に関係者用のエリアになっていて塞がれている可能性も考えられるので、利用できるかどうかは当日確認してください。
<封鎖エリアに注意>
フロアマップに表示があっても、通路が関係者用に塞がれていて一部エリアのトイレが利用出来ないかもしれませんので注意!
東側の二箇所のトイレは明らかに観客用の大型トイレなので利用出来ると思いますが、西側、南側の小さい方のトイレは塞がれている可能性があります。
会場内トイレのまとめ
- 1階スタンド席
- 多目的が4個室
- 2階スタンド
- トイレなし
- B1
- スタンド席からはB1に行きやすい
- 北側と南側に2か所ずつあるが、北側が個室の数が多い
- B1は南北が分断されているので、B1内では移動出来ない。B2か1F経由で移動する。
- B2
- アリーナ席からはB2に行きやすい
- 東側の二箇所が個室の数が多い
- 西側、南側は個室が少ない。
西側、南側共に関係者用で塞がれている可能性が考えられる。(※想像です。詳細不明)
結論:北側の一階フロアの下(B1)と、東側のアリーナ(B2)が強い!
<第一体育館内のトイレの混雑回避方法は?>
この会場は動線が分かりにくいので、なんとなくたどり着いたトイレに行くのが一番楽です。
トイレマップを参考にして目当てのトイレに向かっても、場所によっては時間がかかりますし、動線を正しく把握していない場合は混乱するかもしれません。
特定のトイレに向かう場合は、動線を把握しておきましょう。
(※私の作ったフロアマップは動線が不明な点があるので目安程度にしてください。実際に見に行かないと分からない間違った部分があるかもしれません。)
トイレ探索は時間に余裕がある時にやりましょう。
時間に余裕がない時は、一番近くのトイレに行くのが安全です。
<個室の多い方を選ぼう!>
この会場において、確実なトイレ混雑回避方法は、前もって男女トイレの位置を把握しておいて、女子トイレに代替された男子トイレ(個室が少ないので進みが悪い)にうっかり並ばないようにすることだと思います。
(※当方女性なので、女子トイレ前提です。)
この会場はなぜか動線が分断されがち…。
- B1が南北分断している。
- B1とB2の上下が分断ぎみ(分かりにくい)。
- 2F→1F→B1からそのまま同じ階段でB2までつなげがっていれば分かりやすいのですが、B2だけ階段が別の場所にあって動線が分断されている。
そして北側においてはB1とB2がつながってすらいない。(※違っていたらすみませんm(_ _)m)
- 2F→1F→B1からそのまま同じ階段でB2までつなげがっていれば分かりやすいのですが、B2だけ階段が別の場所にあって動線が分断されている。
- もしも南側のB2への階段が関係者用で塞がれていた場合には、北側と同様に南側もB1とB2がつながっていないことになるので、B2に行く場合は一階まで出てからアリーナフロアに下りるしかないという感じになると予想します。
(※イベントによって封鎖の範囲が変わります。)
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代々木競技場の外のトイレマップ
会場内でのトイレの混雑を避けたい方は、会場に入る前に外のトイレに入っておきましょう。
駅から会場に向かう途中の商業施設のトイレを使うのもいいですし、代々木公園内のトイレ、会場の屋外トイレなど、周りには何かしらの施設があるので、どこかに入れると思います。
会場周辺の屋外のトイレマップ

[7号トイレ(代々木公園内)]
代々木公園内にあるトイレの中で会場から一番近いトイレです。
原宿駅から会場に向かうルートから少し逸れるので、比較的空いていると思います。
原宿駅からまっすぐ会場に向かう場合は、駅から会場が近過ぎて途中に商業施設がないので、ここのにトイレがあるということを知っておくと便利です。
公園内には他にもトイレがありますので、距離を気にしなければどこかには入れます。開演までの時間つぶしにも利用できるので、隣に公園があるのはありがたいです。
[7号トイレ]
女子:3個室
男子:2個室 小便器3
多目的1
・グーグルマップの口コミ参照
[原宿側、正面入口近くの屋外トイレ]
この屋外トイレは、原宿側の会場のメインの入り口近くにあります。
気づきやすい場所にあるので混んでいると思います。
<改装でバリアフリー化>
改装前は半地下の階段下に位置していましたが、改装後は平面に設置されてバリアフリーになり、平地にあるので雨天時に浸水しにくくなりました。
[正面入口近くのトイレ]
女子:7個室
男子:2個室 小便器6
多目的1
[会場南側のプロムナードの階段下にあるトイレ]
原宿側の入口からは少し離れていて、気づかれにくい場所(階段下)にある(Googleマップに表示されない)ので空いています。個室の数は少ないです。※本当は教えたくない…穴場のトイレですm(_ _)m
[区役所前トイレ 診断士の厠堂]
代々木競技場の観客でこちらに向かう人は少ないので空いていると思います。
ただしマナーの悪い人が多く利用しているので汚いという口コミがありました。
公衆トイレなので24時間利用出来ますが、土地柄的に治安が悪い可能性があるので夜中の利用は避けた方がいいと思います。
原宿側の会場の入り口からの距離は9分位離れています。
[代々木公園 12号トイレ]
上記の画像には入っていませんが、NHKホールの横に代々木公園の「12号トイレ」があります。
原宿側の会場の入り口からの距離は8~10分で、上記の診断士の厠堂トイレとほぼ同じ距離です。
その他のトイレはこちらから
→グーグルマップで代々木競技場近辺のトイレを検索
代々木競技場 第一体育館のトイレは多いのか?少ないのか?
代々木競技場(第一体育館)のトイレは、おおよそ男女合計160個室、小便器が50基です。※多目的と貴賓室のトイレは含めていません。(含めるならば+10個室位?)
第一体育館の収容人数は12,898席(最大12,934席)です。
トイレの個室の数は、男女合計約160個室です。
2019年11月1日営業再開の改装工事の際にトイレの個数を増やしたので、昔より回転が良くなっているはずです。
ざっくりとですが、他の会場と比較してみます。
[計算方法]
1個室当たりの平均人数「全員がトイレに並んだら一個室に何人並ぶか?」を求めます。
・「キャパ」÷「トイレの個室の数」=1個室に並ぶ人数
※トイレの数は男女合計の個室数です。(小便器は含まず)
・SAGAアリーナ→ 8400席÷169個室=49.7人
・ぴあアリーナMM→ 12000席÷163個室=73.6人
・代々木 第一体育館→ 12900席÷160個室=80.6人
・Kアリーナ横浜→ 20000席÷226個室=88.4人
トイレ1個室当たりの平均人数は観客数によって変わるので、大まかな比較になりますが「代々木 第一体育館」は、「Kアリーナ横浜」と「ぴあアリーナMM」の真ん中ぐらいのトイレの数です。
自分調べですが、運営でトイレが塞がれる場合も考慮して大まかに計算すると、一般的な施設のトイレの数は、1個室あたりの平均人数は、70人から80人ぐらい、トイレが多い会場は40人~60人くらいになるので、代々木 第一体育館は、多くはないが平均的なトイレの数と言えます。
代々木競技場 第一体育館の収容人数
スタンド席(1,2階) | 8,636席 |
---|---|
車いす使用者 観覧席(介添者等席含む) | 104席 |
来賓席 | 34席(最大70席) |
アリーナ席 | 4,124席(最大) |
合計 | 12,898席(最大12,934席) |
このページが皆さまのお役に立てれば幸いです。
座席が「遠くて見えない!😭」ときは、やはりこれが必要!
「チケットを発券したら、すっごく遠い席だった…。」
近くの座席に当選するなんてめったにないですよね。やはり双眼鏡がないと不安…。
コンサートやイベントには、双眼鏡が必須です!

興奮してる時に限って、双眼鏡のレンズが曇りますよね?!😅
曇り止めを使うといいかもしれません。

あとがき 「トイレマップ」がいい加減な会場が多いのはなぜ?!
今回、この会場のトイレマップを調べていて、トイレの案内が分かりにくいということを改めて実感しました。そしてこの会場だけでなく、公式サイトに正しいフロアマップや正しいトイレの場所の案内が載っていない会場が多いという現状に疑問を持ちました。
よくよく調べた結果、トイレの個室の数や場所が判明しましたが、この会場は構造が分かりにくかったのでまとめるのが難しかったです。(未だに階段や経路がよくわからない…)
幸い、2019年の改装工事の資料内にトイレの情報が詳しく公開されており、トイレの個室の数や場所がわかったので、ありがたかったのですが(そもそも個室の数の情報を公開していない会場が多い)どうせなら分かりやすいフロアマップを作ってくれていれば良かったのに!とも思いました。
現状の案内だと、パッと見で正しい情報を得ることはできないです。
ネットで検索すると出てくる公式のフロアマップだと、地下一階のトイレまでの案内しか出てきません。
これでは地下2階にトイレがあるということに気づけません。
なので、このページではパッと見でトイレの場所や個室の数がわかるようにまとめました。
案内がいい加減な会場が多いという現状を鑑みるに、会場側が「観客の立場に立っていない」ところが多いんですよね。
会場側は、なぜこのような不親切な案内にとどまってしまうのか?と疑問に思います。
トイレの位置や個室の数などの情報は観客にとっては大事な情報です。(私のような頻尿体質にとっては特に😅)
私が管理者だったらめちゃめちゃ細かいフロアマップとトイレマップを作りますよ!大事な情報ですから!!!
あとがき2 開放感と引き換えに…(愚痴)
この会場は、エントランスとアリーナ内にドアがなく何の区切りもないので、入場してすぐに一目で会場内を見渡せます。
開放感があって気持ちいいのですが、観客をせき止められるスペースやドアがないので出入りが自由になってしまって、マナーの悪い客が迷惑なタイミングで座席に出入りするので困ることが多かったです。
ドアなどの区切りがない構造なので、係員に苦情を言っても客の移動を止めるすべがないのです。
他の会場を例に出すと、さいたまスーパーアリーナでは、ドアのところで係員に止められて出入りのコントロールをしている場合があるのですが、ここではそのように止めることが出来ない構造になっているのが難点だと思います。
とはいえ、デザインは流石に素敵な感じで会場の雰囲気は好きです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※トイレの情報は、国立代々木競技場公式サイトの国立代々木競技場の歴史 ページ内の資料【第一体育館】NO.2[PDF:6.2MB]を参考にしています。