あの方たちはもう出ていいの?
4月16日のファンタジーオンアイスの追加スケーターの発表で一番最初に思ったのは、「もう出ていいんだ?」ということです。
ご本人たちに罪はないものの、やはり「戦争は終わっていない」ということで、かなり違和感を抱いています。この先、世間はそういう流れになるんでしょうかね?次のオリンピックはロシアのスケーターが出そうな気配もあるし…。
はっきり言って、ロシアスケーターの SNS等は辟易して覗く気もしません。
本人たちは嫌いじゃないけど、なぜかそれらの SNS を見ると胸の奥にから風が吹きます。
本人たちは悪くないし、むしろ国の犠牲になっている被害者でもあるのだと思うけれども、「受け入れるべきではない」という確固たる思いがあります。
この胸の拒否感は個人それぞれの価値とはまた別の次元で感じているものなのです。
そして、戦争が終わったからといってやすやすと受け入れられるかと言うと、何か違う気もしますし…いつまでも拒否しているわけにはいかないというのも分かります。
ただ、少なくとも今は「まだ戦争が続いている」んですよね…。
本当に戦争は嫌ですね…。そしてドーピングも…。
ロシアの女子スケーターは魅力的な実力ある選手が多いだけに、「世界から締め出された状態のまま選手生命を終えるスケーターたちがいる」と思うと、もったいないと思いますが国の責任なので仕方ないです。
正直、戦争以前に「国ぐるみでドーピングしている」とかも、もううんざりです。
スケーターに罪はないとは言ってもやはり…。
もともと実力があるんだから薬なんか使わなくたって、勝てるでしょう?と思いますがきっと、「きつい練習に耐えられるのも薬のおかげなのかな?」なんて思うと素直な気持ちで見られません。
話はそれますが…、
ロシアのいないここ何年かはとても平和で、そこにちょうどよく入り込めた坂本花織ちゃんは本当に運がいいなと思います。
全然ディスっているんじゃなくて、たぐいまれなる運の良さに本当に感心しています。
坂本花織ちゃんは本当に運がいい!中野コーチも言ってたけど、本当に運がいい!
運命数(正式名称は知らないけど)が羽生結弦さんと荒川静香さんと一緒なんですよ。
オリンピックで表彰台というのも納得です!
運がいいというのは実力がないということではなく、「チャンスが落ちてくるところに、それをつかめる状態で存在できる」っていうのが実力の証なのです。
そして、「実力以上の+αも得ている」ということも確かです。それが運の良さなのです。
その運の良さに本当に感動しています。
そして、ちょうどロシアが戻ってくるタイミングで年齢的にも引退する時期が来そうな気がするので、それも本当に運がいいしそれでよきと思います。
一方、紀平梨花ちゃんは実力があるのに運がないタイプだなって思います。
今はまだ力を蓄えているだけで、この先開花するのかもしれませんが、紀平ちゃんが戻ってきたタイミングでまたロシアが戻ってきて、一層レベルの高い戦いの中で戦わないといけないのかと思うと、運命や宿命なのかな?て思います。
「のりこえられない壁は与えられない」などとよく言うので、きっとそのような運命を持って生まれて何か全うしてくれるんじゃないかっていう期待をしています。
その頃にはまた、めっちゃ強そうなジュニアの日本の選手も上がってくるしまた激戦が始まるのかな?
おそらく2、3年先の女子は大変そうです。。
国旗は振らない方がいいと思うよね…。
二人に罪はないけど、国旗を振るのはやめたほうがいいと思いますよね。
バナーをふるのならば個人の名前にするべきだと思います。
炎上したからと言って一度オファーした以上、もうキャンセル出来ないだろうし(ロシア側に喧嘩売ってるみたいになるから)、そもそも主催者(真壁さん)は、最初から開き直ってオファーしたんだろうと思います。
あの2人を今呼ぶということは、最初からこのような拒否反応があることが分かっていたはずです。よっぽど「他に呼べるスケーターがいなかったのだろう」とも思いました。
そして今回の演出やゲストの傾向を見ると、真壁さんは今回の客層にスケオタを狙っていないという風に感じます。
スケーターのネームバリューでお客さんが呼べない以上、新規の客層を開拓するしかありません。
客層がスケオタじゃなくて、アーティストのファンが中心ならば、あの二人がロシア出身だとは知らない人が多いから問題にならないのでは?と考えたのかもしれません。
今回は「スケオタを排除する方向でどこまで行けるのか?」を実験しているかのように思えてきました。新たな客層の開拓を見守りたいと思います。