ティファールのハンディアイロン「トゥイニー ジェットスチームDV9051」を、実際に使ってみて良かったこと、悪かったことを紹介します。
2021年8月 発売
品名:トゥイニー ジェットスチーム 9051
品番:DV9051J0
定価:7,150円
プレスもできるアイロン兼用タイプの衣類スチーマー
「トゥイニー ジェットスチーム 9051」リニューアル発売!
よりパワフルになって、立上がり時間を短縮!
アイロンとしても、衣類スチーマーとしても使える、便利な2WAYモデル。
衣類スチーマーとして使う時はハンガーにかけたままサッとスチームがけ。
また付属のアタッチメントブラシを使えば、繊維の毛並みを整えながら風合いをリフレッシュできます。
衣類の素材に合わせてかけ面の温度を3段階に調整するダイヤル、細かい部分もかけやすい先細りチップ、取り外しできる水タンクなど、従来品の使い勝手の良さはそのままに、よりパワフルで便利になった衣類スチーマーです。
・950Wから1100Wにパワーアップ
・立ち上がり時間が35秒になりました。(※45秒から35秒に短縮)
・かけ面先端の先細りチップ
・3段階の温度調節も可能
・取り外し可能な水タンク
・安全に使えるスタンド金具付き
・アタッチメントブラシ
・吊り下げ用のフックなし
トゥイニー ジェットスチーム 9051
■品番 DV9051J0
■参考価格(税込み):7,150円
■サイズ(W×D×H):88×298×98mm
■製品重量:約650g(水タンクが空のとき、本体のみ)
■注水量:50mL
■定格消費電力:1,100W
■電源:100V / 50–60Hz
■コード長さ:約3.0m
・かけ面:ふっ素樹脂加工 アルミニウム
・ジェットスチームトリガーあり
・通常スチーム (平均/分) ×
・立ち上がり時間 (秒) 35
DV9051の外箱のデザイン
品名:トゥイニー ジェットスチーム ノワール 9050(直営店限定)
品番:DV9050J0
直営店限定販売でデザインが違うものがありますが、仕様は全く同じものです。
DV9050の外箱のデザイン
⇒DV9051をメルカリで購入
⇒DV9050をメルカリで購入
(立ち上がり時間35秒 1,100W)
購入価格帯は1300円~2800円位(※2024.9月時点)
・1300~2200円位で買えたらお得だと思います。
トゥイニー ジェットスチームを使って良かったこと、悪かったこと
ティファールのハンディアイロン「2wayシリーズ」のスペック一覧はこちら
→ティファールのジェットスチームアイロンのスペックを年代別に比較
良かったところ
- そのまま置けるスタンド金具が便利!
- 温まるのが早い(DV9051、DV9050共に35秒)
待ち時間が少ないので初動の面倒くささを感じない。 - コードが3mと長いので、ベッドやソファーの除菌にも延長コードなしで届く
- アイロン台を使えば、(ちょっと持ちづらいけど)普通のスチームアイロンとしても使える。
- 小回りが利く
縦、横、下向き、逆さまにしてもスチームが出る。
(※逆さまに使うのにはコツがいるし、なんとか出る程度ですが…)
⇒ソファーなどの布製家具の除菌に便利。 - ジェットスチーム噴射の勢いが強い。
クッション、ソファー、布団などの分厚いものを除菌、ダニ退治するときは、勢いが強いジェットスチームが綿の奥の方まで噴射されている実感がある。
ジェット式なので水量が少なくて、普通のアイロンよりも湿気が最小限で済むような気がします。
(※スチーム後にはアイロンをかけて湿気を飛ばした方がいいです。) - 吸水タンクを外せる
使い終わった後で残った水をその場で捨てなくても、タンクを外してしまえば後で捨てられる。
悪かったところ
- トリガーを何回も引くのが疲れる
- ジェットスチームをうまく操るのにコツがいる
⇒縦にしてトリガーを素早く数回引くとスチームが出やすくなる!
⇒ティファール トゥイニーのスチームを出すコツ! - 吸水タンクの色が濃すぎて残量が確認しずらい
(デザイン重視で使いづらいのはなんだかなぁ…) - 熱に弱い衣類に対してアイロン面を当てずに、スチームのみで伸ばすという使い方は難しいと思いました。
⇒あて布があれば大丈夫です。あて布を使えばスチーマーとしても使えます。 - ハンガーにかけたままで、引っ張りながらアイロンをかけると、生地によってはかけ面の後が付く
⇒アイロンミトンやあて布を使うと後が付きにくくなります。 - 衣類の下を引っ張りながらアイロンをかけると、手が下にあるので、湯滴漏れした時に手にかかる可能性が高くて怖い。
⇒アイロンミトンを使うと安全に使えます。 - 布団やソファーなどの広い面をスチームでダニ退治をするときは、トリガー(トリガーが固い)を何回も引くので手が痛くなる。
(広い面に関しては、普通のアイロンのジェットスチームの方が疲れないと思いました。)
連続スチームが出せない件について
購入当時、「トリガーを引いた時にしかスチームが出ない(※1)」(連続でスチームが出せない)というのがショックだったのですが…
スチームをうまく操って、4秒おきに連続でトリガーを引くと連続的にスチームを出しているのと同じように扱えることが分かったので、スチーマーとしても問題なく使えると思いました。
(※1)トゥイニー オートスチームのみ連続スチームが出ます。トゥイニー ジェットスチームはジェットトリガーのみ。
<スチームを連続で出すコツ!>
- スチームが出なくなったら、本体を縦にして素早く数回トリガーを引くとスチームがシュポッと出てくるので、その後しばらくはスチームが出やすくなるので、出なくなるたびにそれを繰り返すと、スチームを出し続けることが出来ます。
※スチームを出すポンプが空気を吸い込むのを手伝うとスチームを出しやすくなるようです。 - 途中でランプがついても、冷めていなければトリガーを引くとスチームは出てくる(※1)ので、ある程度は連続でスチームを出すことが出来ます。
※ランプがついていると勢いと量は少なくなる
※やりすぎると湯滴漏れを起こしますので注意!
※温度が下がっている時にやると湯滴漏れするので火傷に注意!
(※1) ワット数の低いアイロンはランプがついている時にトリガーを引くと湯滴漏れする可能性があるので、ランプがついている時は連続してトリガーを引かないでください。
❗️私はDV9051の1100wを使っていますので、それ以下のものについては動作確認していませんので、自己責任で操作してください。
「スチームを出すコツ」についてはこちらで詳しく紹介しています。
→ティファール トゥイニーのスチームが出ない?!スチームを出すコツ!
スチーマーとしては中途半端ですが、工夫すれば大丈夫!
2wayというだけあって、スチーマーとしては中途半端な印象ですが、工夫しだいでスチーマーとしても問題なく使えます。
スチーマーとして中途半端な理由は?
スチーマーとして中途半端になってしまう理由は、
①スチーム量が少ない
②連続スチームが出ない
③スチーマー用のアタッチメントがついていない
というところでした。
①スチーム量が少ない
スチームアイロンやスチーマーと比べると、ジェットスチームの勢いは強いですが、スチームの量は少ないという感じです。
②連続スチームが出ない
連続スチームが出ないことに関しては、<スチームを連続で出すコツ!>を参考にすれば、ある程度は連続でスチームを出せます。
③スチーマー用のアタッチメントがついていない
熱に弱い衣類に対してアイロンのかけ面を当てずに、スチームのみで伸ばすという使い方は、スチーム量が少ない上に、ジェットスチームが瞬時に突き抜けてしまうので、湿気がとどまりにくいので難しいと感じました。
スチーム専用のアタッチメントがないままで行うのも難しいと思いました。
そして、熱に強い生地の場合は、かけ面をあてればしわを伸ばせますが、素材によってはかけ面のあとが残ってしまうのが気になりました。
引っ張りながらかけ面を押し付けると余計に跡がつきやすいです。
↓このようなスチーマー用のアタッチメントがあれば、摩擦でしわを伸ばせるのでスチーマーとしても使いやすくなるのに!と思いました。
試しに付属のアタッチメントブラシを当てながらスチームをかけたら、しわを伸ばすことができましたが、ブラシを押し付けたのでブラシの跡(しましま模様)が残ってしまったので、スチーマー用のアタッチメントの代用にするのは有効ではないと思いました。
これらを使うと問題なく使えるようになります!
●アイロンミトン
メーカーが推奨するような使い方→「ハンガーにかけて引っ張る」だけでは、裾や袖先までしわを伸ばせないので、アイロンミトン(代用品あり)は必須だと思います。
ジェット噴射なので、スチームが一瞬で吹き抜けて布地が湿ってくれないように感じますので、ミトンを当てた方がスチームが逃げないのでよりスチームの効果を感じることが出来ると思います。
ミトンを当てればかけ面を押し当てられるので、しわ伸ばしもしっかりと出来ます。
<アイロンミトンを選ぶ時の注意点>
・スチーマー用 (アイロンプレス不可)
・ドライアイロン用 (スチーム不可)
と…どれもダメじゃん!
……という感じで、色々な種類があるので適応をよく確認して買ってください。
「絶対にスチームを使わないでください」という商品もあるので気を付けましょう。
・アイロンプレス + スチームOKのものを選んでください。
→耐熱 アルミコーティング スチーム用 アイロン ミトン
→耐熱 セラミックスアイロンミトン スチーム用
スチームOKと書いていても、「ジェットスチームを押し当てて噴射しても安全なのか?」は不明ですので気を付けてご使用ください。
❗️ジェットスチームは勢いが強いのでミトンを突き抜けてくる可能性があります❗️
※スチーム対応でも油断しないでください。
アイロンミトンで検索
→https://amzn.to/3XXJ5Co
ジェットスチームから手を守る方法
・ジェットスチームを布地のみに当てた後でドライプレスする。
・かけ面を生地から離してスチームをかける。
・ミトンと衣類の間に厚手のタオルを挟んで保護を強化しておけば、かけ面を押し当ててスチームを噴射しても大丈夫かも知れません。
アイロンミトンがない場合の代用品
<スチームを直接噴射しない場合>
畳んだタオルやクッションを当てればミトン代わりに使えます。
<スチームを直接噴射する場合>
分厚いバスタオルやタオルケットを折りたたんで15㎝以上?(分厚いほどいい、出来る限り分厚くする!)の厚さにして当てると、ミトン代わりに出来ると思います。
※何度かスチームを出していると湿って熱が伝わってくるので、様子を見つつやりましょう。
(※くれぐれも火傷に注意!)
<裏技!>
・ミトンの中に(※1)熱から保護出来るものを入れれば、スチームの熱を防げると思います。
(※1)木の板、耐熱シリコンマットなどの熱に強いもの。
※ジェットスチームは強力なので油断しない!
※くれぐれも火傷に注意!
アイロンミトンの自作方法
作り方⇒耐熱のものにタオルを巻く
最安値は「100均のシリコンマットや木の板にタオルを巻く」ですかね…。
いくらでも応用出来そうです。
●耐熱のシリコンマット色々
●耐熱オーブンミトンなら、タオルを巻くだけでスチームOKのアイロンミトン代わりになりますね!
・耐熱オーブンミトン
⇒耐熱オーブンミトンにアイロンミトンをかぶせたら完全防備になるのでは?と思いました。
耐熱オーブンミトンだけでも、そのまま襟を掴んでシュッとスチームをかけたりも出来そうです。
こういうものもあります→スチーマー用シリコン手袋 5本指でつまみやすい
Amazonを検索していても、スチームに弱いか?プレスに弱いか?という感じで中途半端なアイロンミトンが多いので、耐熱シリコン入りのアイロンミトンがなぜ発売されていないのか?と、不思議に思いました。
耐熱シリコンに滑りを良くするために熱に強い布をかぶせたら完璧なアイロンミトンになると思うんですけどね…。
●あて布
かけ面の後がつかないようにしたい場合や、熱に弱いものを保護したい場合は当て布があると便利です。
「アイロンに結びつけるタイプのあて布」が、このタイプのアイロンにはピッタリです。
かけ面の滑りは悪くなりますが、(私は便利に使っています)そこを許容出来るかどうか?は個人差があると思います。
あて布を使うことで、スチーマー用のアタッチメントの代わりにもなりますし、アイロンのかけ面の後が付くのを防ぐことが出来ます。
※取り付け方に工夫が必要ですが何とか使えます。
こんな感じに取り付けています。
スタンド金具を立てられるように緩めに取り付けています。
カバーを付けていても吸水タンクの蓋が開くし、スタンド金具を立てて置けます。
アイロンにつけるあて布
→耐熱温度:約210℃
→耐熱性と滑りの良さを備えたPTFE生地採用
→綿100%/耐熱温度150℃
<トゥイニー ジェットスチームを使った感想 まとめ>
- ハンガーにかけたままでアイロンをかけるのは、この商品じゃなくても普通のスチームアイロンでも出来るのでは?
- スチーマーとして見ると、「連続スチームが出ない+スチーマー用のアタッチメントがない」ので中途半端。
⇒スチームをスムーズに出すコツ&あて布で解決
普通のスチームアイロンと比べて足りない部分は、
・スチーム量が少ない
・吸水タンクがすぐに空になる
・連続スチームが出ない
・トリガーを何回も引くのが疲れる
普通のスチームアイロンと比べていいところは、
・小回りが利く
・コードが長い(3m)ので家具のダニ退治等にも使いやすい
・逆さまにしてもタンクから水が漏れない
・縦、横、下向き、逆さまにしてもスチームが出る。
(※逆さまに使うのにはコツがいるし、少しだけ出る程度ですが…)
・ジェット噴射の勢いが強い(スチームは少なめ)
これを買う理由としては、
・加熱が早い(35秒)ので、使い始めの精神的ストレスが少ない
・タンクが外せるので水を捨てるのが楽
・スチームアイロンと比べるとフォルムが軽いので出しやすい(精神的に)
・ジェットスチームの勢いが強いので、布団やクッションなどの分厚い生地の奥にもスチームが届く。(普通のアイロンのジェットスチームでも同じかもしれませんし、スチーム量は普通のアイロンの方があるかも?)
・縦、横、逆さまでも使える(※コツがいるけど…)ので、普通のアイロンの届かない場所の除菌&ダニ退治に有効。
個人的に思ったのは、
特に小回りが利く点と、ジェット噴射の勢いが強い点が、スチームを使っての布製家具のダニ退治&除菌に向いていると思いました。
スチーム量は少なめなのも逆に湿気が溜まりすぎなくていいのかも?と思いました。
ということで、このアイロンは工夫しだいでハンガーにかけたままでのアイロンがけも問題なく出来ますし、特にスチーム除菌&ダニ退治に向いていると思いました。
とは言え、ジェットスチーム付きのアイロンを既に持っている人が、わざわざ買う必要があるのか?というと、必要ないとも思います。
世の中には便利そうだけど使ってみると必要なかったという商品が多いので、この商品も実際に使ってみると意外と必要なかったという方もいるかもしれません。
「結局普通のアイロンを使ってしまい、この2WAYタイプのアイロンの出番がなかった」という感じで中古品をメルカリに出してる方も多いですね。
私もスチームがたっぷり出るジェットスチーム付きアイロンが欲しいな!と時々思いますが…こまめに除菌&ダニ駆除を行いたい私にはこの商品は有効でした。
せっかく買ったのだからこまめに枕とかソファーとかを除菌しまくっていきたいと思います!
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スチームをあてると除菌、消臭、ダニ駆除、花粉物質低減にもなる!
実は、私は洗濯物の生乾き臭(ゾンビ臭)除去とスチーム除菌とダニ駆除のためにこれを購入しました。
洗濯物の生乾き臭(ゾンビ臭)除去は漂白剤が使えないものに対して、どうしたものか?と思っていたんですが…蒸気で除菌すればいいんだ!!と気づいて、2WAYタイプのスチームアイロンを購入しようと思ったわけです。
普通のアイロンだと重くて出すのが億劫になりそうなので、フック付きでラックにかけて出しっぱなしに出来そうなフォルムがいいかなと思いました。(※購入してから気付いたが…DV9051はフック付きではなかった…。)
そして夏の間大量発生していた布団やソファーのダニ退治をしました!
正直広い面をこのアイロンでトリガーを何度も引いて作業するのは、手が痛くなって大変でした…。
ジェットスチーム付きの普通のアイロンがあったら楽だったかもな~とも思いましたが…😅
小回りが利く点では使いやすかったです。
スチーム量が少ないのはかえって湿気が溜まりすぎなくて良かったかな?と、いい方に考えました。
湿気が溜まったままだと良くないので、仕上げにアイロンで湿気を飛ばす必要があるのですが、ドライヤーの使用は止めた方がいいですよ…。
ドライヤーで綿の入ったもの(ソファーや布団)を乾かすのは止めた方がいいです!
昔ドライヤーで布団の湿気を乾かそうとして、ドライヤーを押し当てたら中の綿が焦げて煙が出て焦りました😅
使うとしても遠くから風を当てるだけにしください。
綿は非常に燃えやすいです!ドライヤーを押し当てると1秒~2秒でも燃えます!!
そして、消えたと思っても中で密かに燃え広がっていて時間差で炎が出る場合もあるので気を付けましょう。
スチーム除菌は最高の消臭方法です!
私は毎日洗えない衣類は、今まではアルコールや次亜塩素酸水をかけて除菌して臭いを防いでいた(ファブリーズは臭いし有害なので使わない)のですが、スチーム除菌を思いついたらなんていい方法だろうと思いました。
無害な水で除菌出来るなら一番安全でいい方法だと思います。
そして余談ですが、除菌って思った以上にあらゆる臭いを防ぐんですよ。
洗っても消えなかった頭の親父臭(女ですが…)もアルコール除菌で消えました!
私は、除菌マニアなのでこれをどんどん使って、無添加除菌生活を楽しみたいと思います!
ティファールの「2wayシリーズ」のスペック一覧はこちら
→ティファールのジェットスチームアイロンのスペックを年代別に比較
スムーズにジェットスチームを出すコツを紹介しています。
→ティファール トゥイニーのスチームが出ない?!スチームを出すコツ!
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