皆さんお悩みであろう「臭い玉(膿栓)」の取り方を自分なりに試してみたので、臭い玉を取る方法を紹介します。
膿栓は耳鼻科に行って取ってもらうのが安全で確実ですが、病院に行くのが嫌なので何とか自力で取る方法がないかな?と試行錯誤しました。
※くれぐれも扁桃腺を痛めないように気をつけてくださいね。
※実行は自己責任でお願いいたしますm(_ _)m
臭い玉(膿栓)を取りたい!
喉の奥の扁桃腺のあたりにたまっている忌々しい白くて臭い塊。。
「膿栓(のうせん)」 通称:臭い玉(においだま、くさいだま)
放っておくと口臭の原因になるし、最近喉の奥にゴロゴロと何かいる!とずっ~と気になっていたので、色々な方法を試してみました。
試したこと↓
・綿棒などで押す
・シャワーの水圧
・吸引器(介護用)
・シリンジ
・ジェットウォッシャー
綿棒などで押す
コツがわからない!
そもそも喉の奥の扁桃腺に綿棒をあてるというのが私には難しくてできませんでした…m(_ _)m
コツがわからないと難しいかもしれません。
喉の奥を覗くと見えるくらいに、あからさまに膿栓が飛び出しているのであれば、綿棒で押すと出てくるかもしれませんが、そこまで膿栓が溜まっていなかったので綿棒は私には向かないと思いました。
綿棒で押すという方法は、扁桃腺を傷つけて逆に膿栓が溜まりやすくなるというような情報もあるので、おすすめしません。
シャワーの水圧
喉の奥の膿栓は取れない!
お風呂に入った時にシャワーを強く出して、喉の奥に当ててガラガラ~っと、やってみましたが(毎日やっているけど…)、喉の奥のゴロゴロした違和感はなくなりませんでした。
奥の方に入り込んでいる膿栓は取れませんでした。
とは言え、やらないよりはやっておいた方がいいと思います。
表面に出てきているものは水圧やうがいで時々取れる事がありますので、お風呂に入ったついでにやっておいても損はないと思います。
吸引器(介護用)を使う
専用のノズルがないので無理!
最終手段として、吸引すればいいのでは?と思って、たまたま家にあったお高い介護用の吸引器を使って見ましたが、ノズルがまっすぐでヘナヘナなので患部に当たらず…全く吸い取れなかったです。
そしてやっぱりノズルが当たった刺激でオエッとなって吐いてしまった…😅
というか父よ…よくこれを突っ込まれてオエッとならないなぁ…大丈夫かなぁ…と心配になりました。
そもそも耳鼻科で使うような、特殊な吸引ノズル(扁桃吸引管)みたいなのがないとダメっぽいです。
吸引器での膿栓除去は苦痛が伴うらしいですし、普通の吸引カテーテルしか手に入らないので諦めましたm(_ _)m
吸引器があるからいけるかも!とかなり期待していたので残念でした…。
シリンジを使う
コツがつかめないと難しい!練習すれば取れるかも?
・シリンジでの膿栓除去の例→参考動画
シリンジを使って、水流で膿栓を吹き飛ばせないかと思って試してみましたが、うまくできませんでした。
膿栓のある場所がよく分かっていなかったので、狙いが定まっていなかっただけかもしれません。練習すればできるようになるのかな?
そして、、
水流での膿栓除去は、嗚咽との戦いです!!
特に食後は避けた方がいいです…。
かなりオエッとなって結構吐いてしまいました😅
嗚咽が凄くてまともに水流が当てられませんでした。
どこに当てたらいいのか?もよくわからず…膿栓は全く取れませんでした。
とりあえず、水流の刺激に耐える訓練が必要かも・・。
YouTubeなどでシリンジを使って水流で膿栓の除去している様子などもよく流れていますが、かなり練習が必要かもしれません。
喉の奥に目標を定めながらピストン部分を押し出すというのも、片手で軽く押せるものなら良かったのですが、両手じゃないと出来ない作りだった(不器用なだけ?)ので、ちょっとコントロールが難しかったです。
→扁桃専用洗浄管
こういう道具があればいいんだけど…、医者しか買えないのはずるい!と思ってしまいます。
シリンジはこれが安いかも?
→シリンジ
ジェットウォッシャー(ウォーターピック)などを使う
私が持っていた歯磨き用のジェットウォッシャー(パナソニック ジェットウォッシャー ドルツ )の最弱の水圧で試したところ、とても痛くて出血するくらいでした😭
そして、膿栓は全く取れませんでした…m(_ _)m
…というか痛すぎてちゃんと当てられません!!
ジェットウォッシャーを膿栓の除去に使うのは、危険ですので試さないでください!
私が使ったもの
→パナソニック 口腔洗浄器 ジェットウォッシャー ドルツ コードレス 白 EW-DJ54-W
ジェットウォッシャーのノズルを膿栓除去用に改造してみた!
ジェットウォッシャーの水圧が弱くなるように改造すると膿栓除去に使えるようになる!という情報(下記の動画)があったので試してみました。
実際にやってみたところ一番効果があったので詳しく紹介します。
■改造の仕方はこちらの動画を参考にしてください。
臭い玉洗浄マシンの作り方【膿栓除去】
↑この方、臭い玉除去への情熱が凄いです!↑
臭い玉洗浄マシンも販売している(12000円位?)みたいですので、ジェットウォッシャーを持っていない方は購入してみては?
(※ちなみに私とは無関係です。購入して頂いても私には1円も入りません😅)
<ジェットウォッシャーのノズルの改造の仕方>
※ジェットウォッシャーを歯の洗浄にも使いたい場合は、予備のノズルを購入してそれを加工します。
①ハンドドリルでノズルの穴を広げます。
ドリル刃のサイズ1.2mmか1.5mmぐらいのハンドドリルを使って、ノズルの先端にドリルを当てて、時計回りに回しながらノズルの穴を広げていきます。※参考動画
最初は1.2mmのドリルを使用して、水圧が強いと感じたら1.5mm、1.8mmと広げていきます。たいていは1.5mm~1.8mmぐらいがちょうどいいようです。
水圧が弱すぎると膿栓除去力が弱まるので穴を広げ過ぎないように小さい穴から試した方がいいようです。(私は痛いのが怖いので2mmにしました😅)
②テストする
ジェットウォッシャーの水圧を一番弱く設定して水圧の強さを確認します。
舌は敏感なので舌に当てて確認するのがいいと思います。改造前のノズルを使って水流を舌に当ててみると痛いと感じると思います。
先ずは舌に当てても痛くない程度になるまで穴を広げて調節してください。
最終的に扁桃腺に当ててみて痛くない水圧になるまでノズルの穴を広げて調節してください。
※ジェットウォッシャーによって水圧が違うので、自分の使っているものに合わせて調節してください。
■細い穴を開ける工具(ハンドドリル)
→ハンドドリル クラフトツール ドリル付 0.8mm~3mm
■私が使用したジェットウォッシャー
→パナソニック 口腔洗浄器 ジェットウォッシャー ドルツ コードレス 白 EW-DJ54-W
■交換用ノズルは2個入りで1900円ぐらいでした。
この辺が最安値かな?(※記事作成時点で6個入りで3600円:1個あたり600円位)
→パナソニック 超音波水流ノズル EW0983-X(クリア)
■対応本体品番■
EW-CDJ73-W/EW-DJ52-W/EW-DJ53-W/EW-DJ55-W/EW-DJ75-W/EW-CDJ74-W/EW-DJ54-W/EW-DJ74-W/EW-DJ73-W
■メルカリだと「EW0983-X」は、2個入りで1000円~1600円位で出ていますね。
・900~1200円位で買えたらお得だと思います。
→ジェットウォッシャー&ノズルで検索/メルカリ
→EW0983-Xをメルカリで購入
❗️ノズルの対応機種をよく確認してから購入してください。
ジェットウォッシャーを持っていない方は、膿栓除去専用にAmazonなどで安物のジェットウォッシャーを購入したり、メルカリで中古品や安物を買うのもいいかもしれません。
探せば2000円以下のものもあります。
ノズルのスペアを買わずに付属のノズルをそのまま加工してしまえば尚、安上がりに済みます。
■ジェットウォッシャー
ジェットウォッシャー/アマゾンで検索
ジェットウォッシャー/メルカリで検索
※膿栓除去専用であれば、安いものでも十分だと思います。
※長く使うのであれば、交換用のノズルが売っているのか?もチェックした方がいいと思います。その前に本体が壊れる可能性もありますが…。
ジェットウォッシャー(改造済)で膿栓を除去する方法
<使うもの>
・ジェットウォッシャー本体
・改造済みのノズル(!未改造のままで膿栓除去はしないでください!)
・ペンライト (初心者は使いこなせないから無くてもいいかも?)
・鏡
<膿栓除去の仕方>
改造済みのノズルを取り付けたジェットウォッシャーを使用して、扁桃腺に水流を当てて膿栓を除去します。
鏡を見ながら、ペンライトなどを使って喉の奥を確認しながらやるといいみたいです。
膿栓除去の動画などを見て、どの辺りに膿栓があるのかを予想して水流を当ててみてください。
出てきた液を洗面器などに溜めて膿栓がで出て来たのかどうか?を目視で確認してみましょう。
■普通のペンライト
→ペンライト
なるべく細いものが口に入れやすいです。
■私が使っている口腔用ライト(生活防水)です。
→ののじ ハテラス・ライト
細いので口に入れやすいです。
■売り切れていたのでこれでもいいかな?(耳かき用だけど…)
→ののじ LED ママ・ミエール
耳かきの形状なので膿栓を押し出したり、掻き出したりもできるかも?(未確認)
実際にやってみて、ジェットウォッシャー(改造済み)で膿栓は取れたのか?
おそらく全部ではないけど膿栓が取れました!
ず~っと気になっていた、※一見取れやすそうな所にあるのに何をしても取れなかったやつがジェットウォッシャーを使うと取れました!
※扁桃腺と前口蓋弓(※喉の手前の方にあるヒダ)の間
<注意するポイント>
- 改造済みでも水流を当てると痛い場所がある
改造済みのノズルを使っても水流が当たると痛い場所がありました。
もしかしたらそこが膿栓が溜まっているポイントかも?と思ったりしますが、私にはまだよくわからないです…。
扁桃腺を痛める可能性があるので、無理して痛い場所に当てないようにした方がいいと思います。
- 嗚咽に注意
慣れるまでは嗚咽が避けられないと思います。
食後は要注意!すぐに吐いてしまいます。
慣れるまでは食後は避けた方がいいかも知れません。
- 水が飛び散る(やり方によるけど…)
洗面所などお風呂以外でやる場合は服がびしゃびしゃになるかもしれないので、ビニールエプロンを付けた方がいいです。
エプロンは普通につけるのではなく、首から巻くような感じにして、顎から首に垂れてきても濡れないようにガードしてください。
- 粘液が出てくる
予想以上に粘性のあるデロデロした液(透明な痰の様なもの)が大量に出てくるので、配管に流すと後々詰まる可能性があるので流しやお風呂の配管には流さない方がいいと思います。
- 粘液を排水口に流すと掃除が大変
洗面所の排水口のゴミ受けに溜まった、デロデロの粘液は掃除する時にめちゃめちゃキモイし、へばりついてなかなか取れない!😭ので、出てきた液は洗面器に溜めておいてトイレに流すのが一番いいと思います。
嗚咽に負けて吐いてしまった時も、トイレに流してしまえば処理が楽です。
風呂場の排水口の場合でも、でろでろの液が排水口に溜まって掃除が面倒になると予想されるので、やっぱりトイレに流すのが一番いいと思います。
- ペンライトを使って確認しながら洗浄するのは、初心者には難しい。
私は余裕がないので、ペンライトは使用しませんでした。
適当に扁桃腺や扁桃腺と喉のヒダ(前口蓋弓)の間に当てることしか出来ませんでした。
それでも、ある程度の膿栓は取れたので慣れるまではペンライトは必要ないかな?と思いました。
扁桃腺と喉の手前のヒダ(前口蓋弓)の間に溜まっている膿栓は、慣れない人でも狙いやすいので初心者でもジェットウォッシャーで除去出来ます。
扁桃腺の穴に潜んでいる膿栓をピンポイントで狙って除去するのは初心者には難しいみたいで、私には出来ませんでした。
なので膿栓が全て取れたわけではないのですが、ある程度は取れたので先ずは満足です。
今後、練習して上手く取れるようになりたいと思います。
とりあえずは、全体的に当てたり、ありそうなところを狙って水流を当てればある程度は取れるので良しとします。
どの辺に臭い玉が溜まっているのかは、こちらの動画1 動画2が参考になるかもしれません。
※動画内で使っている前口蓋弓をめくるのに便利そうなヘラは、ののじ 爽快ソフト耳かきというものです。これ欲しい。。
膿栓除去のベストな方法は?
ジェットウォッシャー(改造済に限る)がベストだと思います!
色々試した結果、私はジェットウォッシャーを改造して使う方法が一番効果があると思いました。※あくまでも改造済みものです。未改造ものは危険なので使わないでください。
耳鼻科では水流で膿栓除去をしているので、ジェットウォッシャーで除去する方法は方向性では間違っていないと思います。
耳鼻科では、扁桃専用洗浄管(←これが買えたらいいのに!と思うが…)というものを使って、水流による膿栓除去を行っているようです。
耳鼻科でやる膿栓除去のいろいろ…えぐい画像あり
参考:pdf
■扁桃の膿栓と口臭・笠井耳鼻咽喉科クリニック↗
<!注意!>
自分で膿栓除去をするのは、扁桃腺を傷つける可能性があるので推奨されていません。
扁桃腺を傷つけないように気を付けてください。
水流が強すぎたり、頻繫にやりすぎたりしないように気をつけてください。
実行する場合にはくれぐれも自己責任でお願いいたしますm(_ _)m
次に有効なのは、シリンジです。
シリンジは水流が少ないし、片手でピストン部分をうまく押し出すことが出来なかったので、狙いを定めにくくて、コツがわからないと難しいと思いました。
私が不器用なせいかも知れませんが、シリンジの水流で膿栓除去することは出来ませんでしたが、コツがわかれば出来るようになるのでは?と思いました。
おすすめ度はジェットウォッシャーにはおよばないけども、次に取れる可能性があるのはシリンジという程度です。
私はシリンジの水圧が強いのがダメだったので、ジェットウォッシャーと同じくシリンジの先の穴を広げるとやりやすくなるかもしれないと思いました。(未検証なので保証できませんが…)
予算的にジェットウォッシャーが用意できない方は、とりあえずシリンジで試してみるのもいいかも知れません。
膿栓の存在に気づいていない人もいる!
私はある時期まで膿栓というものに気づかずに生きていました。
おそらくできたことがなかったからだと信じたいです。
ある時期から口内環境が悪くなり、突然自分の喉に膿栓が溜まっていることに気づいたのです。そして、膿栓と言う概念をその時まで知りませんでした。
もしも自分に膿栓があるのを知らないままに生きていたら、自分の口臭に気づかずに生きていたと思います。
怖いのは、自分に膿栓ができているのに膿栓の存在に気づかないことです。
自分が口臭を発していることに気づかないまま生きているってかなり怖いですよね。
「膿栓は潰れるまでは臭いが出ないから口臭にはならない」と言っている人もいますが、私は口臭に繋がっていると実感しています。
時々あの臭い玉の臭いを漂わせてる人に出会うことがあります。
後に臭い玉の存在を知ってから、あの謎の臭いは臭い玉(膿栓)のせいかも知れない!と気づきました。
あるいはプラーク(歯の磨き残し)の匂いだと思います。
自分で確かめてみても、プラークと臭い玉は同じ臭いがしました。
フロスで歯の間に溜まったプラークを取ったあとにフロスの臭いを嗅いでみたら、臭い玉と同じ臭いがしました。
そして、そのプラークがあるような不潔な状態だと膿栓ができやすくなるのだと思っています。なのでそのプラークを残さないように歯磨きをすることを心がけることが膿栓予防になると思っています。
<プラークの磨き残しの確認方法>
歯磨きの後にフロスを使って、全部の歯の間にフロスを通してみて、一か所ごとに臭いを嗅いでみてください。もしフロスが臭くなっていたらその場所が磨き残している場所です。
口臭の原因になりますので、しっかりとプラークを取りましょう!
私はある時期、友人の口からから強烈な「その匂い」がしていたので、磨き残したプラークの匂いではないか?と思っていたのですが…膿栓の存在を知ってからは、もしかしてこれは膿栓の匂いなのではないか?と思うようになりました。(実際はどちらだったのかは分かりませんが…)
その臭いは、友人と喋っているとその臭いが自分の口に入って来て、オエッとなるくらいに酷い濃ゆい臭いでした。
あの不快感は独特なものですね…。
食堂の店員さんがその臭いだと、完全に食欲をそがれますm(_ _)m
あれは本当にヤバいです。。
自分もその臭いがしているのかも知れないと思うと怖いです…。
なので、臭い玉(膿栓)を防ぐ方法や取り除く方法が知りたいのです。
臭い玉(膿栓)の発生を防ぐ方法は?
あくまでも私の主観ですが、臭い玉(膿栓)を少なくするための方法を紹介します。
臭い玉(膿栓)を少なくするには、口内を清潔に保つことが大事です。
・歯を正しく磨くこと
歯の隙間を1箇所ずつ丁寧に磨く、横磨ききしないで小刻みに震わす感じで、歯と歯の間の隙間に歯ブラシの先を入れこむようにして歯の間を磨く。多分30分以上かけないとちゃんと磨けていないと思う。
※歯ブラシは必ず毛先が先細のものを使う、太いと歯間に入らない!
・フロスを使う
上記のように時間をかけて磨けない人や歯ブラシの使い方が不完全な人や歯の状態が悪い人はフロスを使う必要がある
・うがいを念入りにする
(※ほとんどの場合、膿栓は取れないけどたまにポロッと出てくることもあるのでやった方がいい)
・ジェットウォッシャーで歯間をしっかりと洗う
ジェットウォッシャーで歯間をしっかり洗うとなおよい
❌電動歯ブラシは歯間磨きには効果がない(※個人的な実感)
あくまでも私の主観ではありますが、電動歯ブラシは全くダメだと思っています!
電動歯ブラシは歯の表面を磨くだけで、歯間には電動歯ブラシは届かないと思っています。
もともと歯ブラシが使えてない人が電動歯ブラシを使ったところで、歯の間のプラークは取れないと感じますし、元々歯ブラシが使えている人にとっては、普通の歯ブラシで丁寧に磨いた方が歯間の汚れを落とせると思っています。
なので私は電動歯ブラシは役立たずだと思っています。
※素人の個人的な実感ですので間違っているかも知れません。
あとがき 膿栓ができるなんて悔しい!
私はもともと歯磨きをしっかりとやる方でした。
30分以上かけて歯と歯の間の隅々まで、一本づつ歯ブラシを優しく小刻みに揺らしてしっかりと汚れを落としていました。
その頃は膿栓なんて全く出来ていませんでした。
歯医者さんががびっくりするぐらいに歯石が全くたまらない非常に綺麗な状態で、口臭とも無縁でした。
デンタルフロスって何のためにあるんだろう?っていうぐらい、デンタルフロスが全く必要ないぐらいに歯の間もしっかりと磨けていました。
その当時、激しくせき込んだ時に1~2回出て来たのは、膿栓になる前の透明な米粒のような形のゼリー状の塊(半透明で無臭)みたいなものだけでした。当時は何だろう?と不思議に思っていたのですが、いま思うとそれは膿栓になる前の分泌物だったのだと思います。
しかし!ある時、歯医者さんで詰め物の調整の出来が悪く作られてしまい、歯と歯の間をきつきつに詰められてしまい、歯を磨いても歯ブラシが歯の間に入らなくなって、常に汚れが挟まっている状態になってしまいました。
どんなに丁寧に磨いても、歯ブラシでは歯の間の汚れが取れなくなってしまいました。
なので、デンタルフロスを使うようにしましたが、元々磨けていたほどには綺麗にはなりません。
そして歯の間がきついので、クロスをかけるまでの間はしっかりと汚れが挟まっている感じになってしまい、口内が常に不潔な状態になり膿栓がしっかりと出来てしまう体質になってしまいました…m(_ _)m
これは本当に悔しいです!不覚です!
あの歯医者に行く前に戻って、別の歯医者に行きたいですが…時は戻せません。
歯の詰め物は、その歯が虫歯にならない限りやり直す事が出来ませんし、何本もそこで治療してしまったのでどうにも修正しようがありません。
一本直したとしても、歯全体がそれに合わせて動いてしまうので元のようには戻らないし、全部の詰め物を一度に変えるのも無理ですし、やり直したからといって状態が良くなるとは限りません。
なので、不覚にも膿栓の悩みが一生の悩みになってしまったのです!
プラークが常に溜まっているので、口臭も常に心配な状態です…。
明らかに治療前よりも口内環境が悪くなってしまいました。
最悪です…。
心底時を戻したいと心から願うけど、仕方がありません…受け入れるしかありません。
私はこれからも膿栓除去に励みたいと思います!!
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