ティファールのトゥイニー ジェットスチームの「スチームが出ない」、「ティファールのスチームアイロンが使えない」などの口コミをよく見かけますので、私が実際に使って分かった、ティファールのハンディアイロンのジェットスチームの「スチームをうまく出すコツ」を紹介します。
そして、なぜ「ティファールのスチームアイロンが使えない」と言われてしまうのか?という理由を考えました。
他のハンディアイロンの2wayシリーズとも共通しているので参考にしてください。
ティファールの「2wayシリーズ」のスペック一覧はこちら
→ティファールのジェットスチームアイロンのスペックを年代別に比較
スチームが出ない時の対処方法
私がティファールのトゥイニー ジェットスチームDV9051を実際に使ってみて分かった、スチームをうまく操るコツを紹介します。
使い始めや、久し振りに使うときにスチームが出ない場合
これらの商品で「スチームが出ない」という口コミをよく見かけますが、おそらく使い始めや、久々に使うときにはスチームが出にくいので、うまく対処出来なかった場合に不良品、あるいはスチームが出なくなった!と勘違いすることがあるような気がします。
使い始めは出にくいので、メーカーの指示通りに温まるまでしばらく待った後、10~15回トリガーを引いてください。
しばらく使わなかった後は、カルキが詰まっている場合があるので、諦めずに何度か繰り返すと、そのうちカルキの塊や汚れと共にスチームが出てきます。
使用中にスチームが出なくなった場合
ティファールのハンディアイロンのジェットスチームは、使用中に時々スチームが出にくくなります。
時々、トリガーを引いても空押ししている状態になるのです。
私が使っていて気づいたのですが、スチームが出なくなった時は、ポンプが空気を吸い込めないままになっていて空気を押しだせない状態になっているので、何度かトリガーを素早く数回連続して引くと、スチームが出てきます。
そして、縦にしてトリガーを引くと、よりスチームが出やすくなります。
※ランプが消えて温まっていることを確認してください。
※温まっていない時にスチームを連打すると、湯滴漏れを起こしますので注意してください。
<スチームを連続で出すコツ!>
- スチームが出なくなったら、本体を縦にして素早く数回トリガーを引くとスチームがシュポッと出てくるので、その後しばらくはスチームが出やすくなるので、出なくなるたびにそれを繰り返すと、スチームを出し続けることが出来ます。
※スチームを出すポンプが空気を吸い込むのを手伝うとスチームを出しやすくなるようです。 - 途中でランプがついても、冷めていなければトリガーを引くとスチームは出てくる(※1)ので、ある程度は連続でスチームを出すことが出来ます。
※ランプがついていると勢いと量は少なくなる
※やりすぎると湯滴漏れを起こしますので注意!
※温度が下がっている時にやると湯滴漏れするので火傷に注意!
(※1) ワット数の低いアイロンはランプがついている時にトリガーを引くと湯滴漏れする可能性があるので、ランプがついている時は連続してトリガーを引かないでください。
❗️私はDV9051の1100wを使っていますので、それ以下のものについては動作確認していませんので、自己責任で操作してください。
吸水タンクが減るとスチームが出にくくなる
吸水タンクに残量が少ないとスチームが出にくくなるので、少なくなる前にこまめに水を補充するとスムーズにスチームを出し続けることが出来ます。
ジェットスチームを使う時の注意点!
間違った使い方をすると故障や火傷の原因になります!
実は私がこのアイロンを買おうと思ったきっかけが、アイロンのスチームを間違った使い方をして元々使っていたアイロンを壊してしまったからなのです。
スチームアイロンのほとんどに共通するのが、温まる前にスチームを出す操作をすると、液だれをおこしてしまうので、本体に湯滴がかかった場合に故障の原因になることです。
トゥイニー ジェットスチームの場合は、
・スチームトリガーを連続して引くときは、4秒あけてから次のトリガーを引く。
・アイロンのスイッチを入れたら、ランプが一度ついた後でランプが消えてからスチームトリガーを引く。
という指示を忘れないようにしましょう。
水平な状態ならば、湯滴漏れをおこしても本体にかからないので故障しませんが、アイロンを立てている状態でスチームを出したときに本体や手にお湯がかかってしまうと、故障や火傷の原因になるので湯滴漏れを起こさないように気を付けて使いましょう!
私は元々持っていたアイロンを、温まっていない時に、尚且つアイロンを立てたままスチームボタンを連打したので液だれをおこして本体に水がかかって壊してしまいました…😅
安物だった(※ティファールではない)ので、余計に水が入りやすい構造で壊れやすかったんだと思います…。
皆さんもスチームに関しては、間違った使い方は故障や火傷の原因になるので気を付けましょう!
■説明書:トゥイニー ジェットスチーム
逆さまにしてもスチームを出すコツ!
このアイロンは、給水タンクの蓋がしっかり閉まるので、縦・横・下向き・斜め・逆さまにしても水漏れしません。
逆さまにスチームを出すのは推奨されていませんが、頑張れば逆さまにもスチームを出せます。
逆さまにするとスチームが出たり出なかったりするのですが、縦にしてスチームを出した後で、逆さまにしてスチームを出すと、1回だけスチームが出ます。
広い面には使いにくいですが、ちょっとした家具の裏面などにスチームを当てたい時には、何度も同じように繰り返せば、逆さまにスチームを当て続けることができます。
スチームを操るにはコツがいりますが、「縦にしてスチームを出した直後は、逆さまにしてもスチームが出しやすい」ということを覚えておけば、ある程度使いこなせると思います。
給水タンク満タンで何プッシュできるのか?
給水タンクが空になるまで、スチームを何プッシュ出せるのか試してみたところ、おおよそ60~70回分ぐらいスチームを出せました。
洋服1~2枚ぐらいならば1回分で済むと思います。
なぜ、ティファールのスチームアイロンは使えないと誤解されてしまうのか?
ジェットスチームはスムーズに出すのにコツがいります。
これはティファールに限らず、トリガー式のジェットスチームアイロンに共通することのような気がします。
ティファールの場合は「縦にすると出やすくなります」という説明がなかったのが誤解される原因になったのでは?と思います。
私が使ってみて分かった「ジェットスチームをスムーズに出すコツ」は、スチームが出にくくなったら、縦にして数回素早くトリガーを引くことです。
これをメーカー側が説明してくれればいいのですが、おそらく縦にスチームを出すと湯滴漏れの危険があるので、推奨できない方法なのかな?と思いました。
アイロンが冷めていると湯滴漏れになりますが、温まっていれば大丈夫です。
私が使っているDV9051は1100Wとハイパワーなので、使用中にサーモスタットランプがついた時(加熱中)にトリガーを引いても湯滴漏れしたことがないのですが…ワット数の低いアイロンの場合は、温まるのに時間がかかるので湯滴漏れしやすい可能性があります。
ワット数の低いアイロンの場合はサーモスタットランプがついている時はトリガーを連続して引かない方がいいかもしれません。温まるまで待ってから行ってください。
くれぐれも湯滴漏れで火傷をしないように気を付けて操作してくださいね。
説明書を読まずに使って誤解する人が多いのでは?
ネットの口コミを見ていると、湯滴漏れして全然スチームが出ないという書き込みをよく見ますが、そもそも、あったまっていない時にトリガーを引いているのではないか?と思います。
私も古いアイロンを久しぶりに取り出した時に説明書を読まないままで使ってしまい…勘違いしてランプがついている時にスチームボタンを押してしまいましたが、逆なんですね。
おかげで湯滴漏れをおこして壊してしまいました…😅
「ランプがついている時は加熱途中」であって、「ランプが消えた後にスチームのスタンバイがオッケー」ということになっているのですが、説明書を読まないと分かりづらいので勘違いして間違った操作をしている人が多いのかな?と思います。
メーカー側としては説明書も読まずに文句を言われても困ってしまいますよね…とりあえず皆さん、説明書を読みましょう!!
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