本日「サンデーLIVE!!」で、ジャニーズ問題を取り上げ、藤島ジュリー景子社長の謝罪VTRが流れました。
私は、東山さんはどんなコメントを残すのか注目して見ていました。
コメント全文です。
<東山紀之コメント全文> 2023.5/21 6:23~
ここで少しお時間をいただきます。
先週事務所より、喜多川氏に関する公式見解が出されましたので、私自身の考えを、お伝えさせていただきます。
この件に関しましては最年長である私が、最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには極力待ってもらいました。
彼らの心遣いに感謝します。
今回の喜多川氏に対する元ジュニアたちの勇気ある告白は真摯に受け止めねばなりません。
実際に被害を訴えられてることは本当に切実で残念でなりません。
未成年に与えた心の傷、人生の影響は計り知れません。
今回事務所から再発防止策が出されましたが、我々もどのような未来を迎えるべきなのか、現在在籍しているタレントはどうすべきなのか?
告発された皆さんにどう対処するべきなのか?
そもそもジャニーズという名前を存続させるべきなのかを含めて外部の方と共に全てを新しくし、透明性を持ってこの問題に取り組んでいかなければならないと思っています。
心を痛めた全ての方々本当に申し訳ありませんでした。(頭を下げる)
今後は今いる皆とともに、安心して応援していただけるよう一丸となって全力を尽くしてまいります。
日曜の朝に、このような話をしてしまい、重ね重ねおわびを申し上げます。(頭を下げる)
以上、東山さんのコメント全文でした。
この後、コメンテーターの弁護士の方に見解を聞いたりしていました。
あとがき
今回、東山紀之さんが後輩よりも早く、一番最初にコメントをしようと仕切っていたことが分かりました。これはジャニーズの長男としての役割を果たしたのだと思います。
これは適切な判断だったと思いました。
しかし、いわば当事者である、被害者であるタレント側がこのような事務所の代わりのようなコメントを出すということを、複雑な気持ちで見守りました。
ここで得する人は誰もいません。
加害者は、今はいないのです。
被害者しか残っていません。このような状況でしか真相を究明できない状況に対しては、気持ち悪さを感じます。
今追求されて損するのは被害者であるタレントたちです。
そして、被害者であるタレントにコメントをさせ、盾にして、身を守っている事務所の姿勢に気味の悪さを感じます。
本来このように言うべきは、社長の方ではなかったか?!
被害者であるタレントを盾にして、世間の風当たりを弱くしようという目論見を感じます。
東山さんが頭を下げる必要は全くないのです。
なぜ被害者であるタレントが頭を下げなければいけないのでしょうか?!
誰もタレントを責められないということを、都合よく利用しているとしか思えません。
今までもそうでした、タレントを傷つけたくないから都合の悪い犯罪をうやむやにしてきた。
そんな世間の優しさを利用しているように思います。
今まで被害にあったタレントの方々は、恥を知られることは損でしかないし、誰も知られたいことではないと思います。
性被害というものそういうものです。
性犯罪というものはそういう罪深いものなのです。
ジャニーさん本人が死んだ後にしか告発できないこの世の中の現状は皮肉なものだと思います。
この先活動するタレントたちが、不利益にならないように見守るのも社会の役目だと思います。
必要なところには厳しく、暖かく見守るべきところは暖かく、しかるべき対処をしながら、社会をどう変えていくのか考えなければいけないと思います。
私の個人的見解です→ ジャニー喜多川氏の罪と社会の罪、忖度の罪、そして優しさの罪